この記事では、犬に与えていい野菜・フルーツと、絶対に与えてはいけないNG食材を一覧でまとめています。与え方のルールもあわせて確認してください。
愛犬のごはんに野菜やフルーツをトッピングしてあげたいと思う飼い主さんは多いですよね。でも「これって食べさせていいの?」と迷ったことはありませんか?犬にとって有害な食材は、意外にも私たちの食卓に並ぶ身近なものの中に潜んでいます。少量でも命に関わるものもあるため、正しい知識を持つことがとても大切です。
この記事では、与えてOKな食材・絶対NGな食材・要注意な食材をカテゴリ別に徹底整理し、与え方の基本ルールもあわせて解説します。
この記事でわかること
- 犬に与えていい野菜・フルーツの一覧(理由・与え方つき)
- 絶対に与えてはいけないNG食材と危険な理由
- 食材の正しい与え方・守るべき基本ルール
- おすすめの天然おやつ・フードトッピング商品

犬に野菜・フルーツを与えるメリットとデメリット
まず前提として、犬にとって野菜やフルーツは必ずしも必要なものではありません。栄養バランスの整ったドッグフードを与えていれば、それだけで必要な栄養素は充足されます。
ただし、適切な野菜・フルーツを少量取り入れることで、以下のようなメリットが期待できます。
メリット
- ビタミン・ミネラルの補給
- 食物繊維による腸内環境改善
- 低カロリーでダイエットに向く
- 水分補給(きゅうり・すいかなど)
- 食事のバリエーションが増える
デメリット・注意点
- 繊維質の消化が苦手で下痢・消化不良になる可能性
- 食物繊維が薬の効き目を弱める場合がある
- アレルギー反応が出ることがある
- 与えすぎると主食のバランスが崩れる

犬に与えていい野菜一覧【OKリスト】
以下の野菜は、適切な量と方法で与えれば犬に安全です。必ず細かく刻み、味付けなし・塩なしで与えてください。
| 野菜名 | 主な栄養・メリット | 与え方の注意 |
|---|---|---|
| にんじん | β-カロテン・食物繊維・ビタミンK | 細かく刻む or 茹でる。生でも可 |
| 大根 | 消化酵素・ビタミンC・低カロリー | 生でも茹でても可。細切りにして与える |
| カブ | 食物繊維・ビタミンC | 葉も与えられる。細かく刻む |
| キャベツ | ビタミンC・K・食物繊維 | 細かく刻む。少量ずつ与える |
| レタス | 水分補給・低カロリー | 千切りにして少量。与えすぎは下痢の原因に |
| きゅうり | 水分補給・低カロリー・夏場の熱中症予防に | 皮をむいて薄切りに |
| トマト | リコピン・ビタミンC | 完熟のものを少量のみ。茎・葉・青いトマトはNG |
| とうもろこし | 糖質・食物繊維・エネルギー補給 | 必ず茹でてから粒のみ与える。芯は絶対に与えない |
| さつまいも | 食物繊維・ビタミンC・カリウム | 必ず加熱してから与える。糖質が高いため少量に |
| ブロッコリー | ビタミンC・K・食物繊維 | 茹でてから細かく刻む。与えすぎは消化器に負担 |
ポイント:初めての食材は必ず少量から始め、食後24時間以内に下痢・嘔吐・かゆみなどの体調変化がないか確認してから継続してください。
犬に与えてはいけない野菜【絶対NGリスト】

以下の野菜は、少量でも重大な中毒症状を引き起こす可能性があります。絶対に与えないでください。また、これらが含まれた人間の食べ物(スープ・炒め物・ふりかけなど)も同様に危険です。
| NG野菜 | 危険な理由 | 起こりうる症状 |
|---|---|---|
| ねぎ・長ねぎ・玉ねぎ・にら・にんにく | アリルプロピルジスルフィドが赤血球を破壊する。加熱しても毒性は消えない | 下痢・貧血・嘔吐・血尿・最悪の場合は死亡 |
| アボカド | ペルシンという有害成分を含む。カロリーも高く種・皮も危険 | 嘔吐・下痢・呼吸困難 |
| ぎんなん | ギンコトキシンという神経毒素を含む | 嘔吐・下痢・けいれん・呼吸困難 |
| わさび・唐辛子・山椒 | 強い刺激成分が消化器を傷つける | 嘔吐・下痢・胃けいれん |
| とろろ芋・山芋 | シュウ酸カルシウムの結晶が口・皮膚を刺激する | かゆみ・かぶれ・口腔内のただれ |
加熱しても毒性は消えません
ねぎ・玉ねぎ・にんにく・にらは、加熱・乾燥させても犬には危険です。スープのだし・炒め物・ふりかけ・レトルト食品など、これらが含まれた加工品もすべて与えないようにしましょう。
犬に与えていいフルーツ一覧【OKリスト】
以下のフルーツは、適量であれば犬に与えても問題ありません。種・芯・皮を必ず取り除き、少量ずつ与えましょう。糖質が高いため、肥満気味の犬やシニア犬は特に量を控えてください。

| フルーツ名 | 主な栄養・メリット | 与え方の注意 |
|---|---|---|
| りんご | カリウム・食物繊維・ビタミンC | 種・芯・茎は必ず除く(シアン化合物を含む)。薄切りにして与える |
| バナナ | エネルギー補給・食物繊維・カリウム | 皮は与えない。糖質が高いため少量に留める |
| みかん | ビタミンC・クエン酸 | 皮・種を除いて少量のみ。酸味で嫌がる犬も多い |
| すいか | 水分補給・カリウム・リコピン | 種と皮は必ず取り除く。夏場の水分補給に最適 |
犬に与えてはいけないフルーツ【絶対NGリスト】
以下のフルーツは少量でも深刻な症状を引き起こす可能性があります。特にぶどう・レーズンは急性腎不全につながるリスクがあり、絶対に与えてはいけません。
| NGフルーツ | 危険な理由 | 起こりうる症状 |
|---|---|---|
| ぶどう・レーズン | 腎臓を障害する毒性物質を含む(原因物質は未解明) | 急性腎不全・嘔吐・下痢・元気消失。少量でも危険 |
| さくらんぼ | 核(種)にシアン化合物を含む | 呼吸困難・痙攣・昏睡 |
| いちじく | フィシンという酵素が消化器を刺激する | 嘔吐・下痢・皮膚炎 |
与え方の基本ルール(必ず守ること)
OK食材であっても、与え方を間違えると体調を崩す原因になります。以下の4つのルールを必ず守ってください。
① 必ず細かく刻む・茹でる場合は塩なし
大きなまま与えると消化不良や窒息のリスクがあります。茹でる・蒸す場合は調味料を一切加えないでください。
② 初めての食材は少量から様子を見る
初めて与える食材は一口程度から始め、24時間以内に下痢・嘔吐・かゆみなどの症状が出ないか確認してから継続してください。
③ 薬を服用中の犬は獣医師に相談を
食物繊維を多く含む野菜は、薬の吸収を妨げる可能性があります。投薬中の場合は与える前に必ず担当の獣医師に確認してください。
④ 1日のカロリーの10%以内を目安に
おやつ・トッピングは1日の総カロリーの10%以内が基本です。野菜・フルーツも「少量のトッピング」として扱い、与えすぎないようにしましょう。
NG食材を食べてしまったら
NG食材を食べてしまった場合は、すぐに動物病院に連絡してください。「少量だから大丈夫」と自己判断で様子を見ることは大変危険です。特に以下の場合は緊急を要します。
- ねぎ・玉ねぎ・にんにく・にらを食べた
- ぶどう・レーズンを食べた
- ぎんなんを複数個食べた
- 嘔吐・下痢・ふらつき・けいれん・呼吸困難などの症状が出ている
動物病院に連絡する際に伝えること
- 食べてしまった食材の種類
- おおよその量
- いつ食べたか(経過時間)
- 現在の症状(あれば)
おすすめの天然おやつ・フードトッピング

野菜やフルーツを与えるのに慣れていない方や、食材選びに不安がある方には、犬向けに開発された天然おやつやフードトッピングもおすすめです。添加物不使用・国産素材のものを選ぶと安心して与えられます。
犬用 天然野菜おやつ(無添加)
国産野菜を使った無添加・保存料不使用の乾燥野菜おやつです。にんじん・さつまいも・かぼちゃなどOK野菜をそのまま乾燥させており、安心して与えられます。毎回野菜を刻む手間もかかりません。
こんな方に:野菜を毎回刻む手間を省きたい方・添加物が気になる方・食欲が落ちてきたシニア犬の飼い主さん
参考価格:800円〜1,500円前後
犬用 フードトッピング(野菜ミックス)
ドライフードにかけるだけで野菜の栄養素をプラスできるパウダー・フレークタイプのトッピングです。食欲が落ちてきた犬や食いつきが悪い子の食事改善にも活用できます。
こんな方に:ドライフードだけでは栄養が心配な方・食欲が落ちてきたシニア犬の飼い主さん・手軽に野菜を補給させたい方
参考価格:1,000円〜2,000円前後
犬用 フリーズドライフルーツおやつ
りんごやバナナなどのOKフルーツをフリーズドライ加工した犬用おやつです。フレッシュフルーツに近い栄養素を保ちながら、保存しやすく使いやすいのが特徴。おでかけ・旅行用のご褒美おやつとしても活躍します。
こんな方に:フルーツ好きな犬の飼い主さん・旅行・お出かけ用のおやつを探している方・手軽に果物の栄養を与えたい方
参考価格:500円〜1,200円前後
参考文献
免責事項
本記事の情報は、一般的な飼育情報の提供を目的としています。犬の健康状態・年齢・体重・持病によって、適切な食材や量は異なります。食材を与える前に、必ず担当の獣医師にご相談ください。本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いかねます。
広告掲載について
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場)が含まれています。リンクから商品を購入いただいた場合、当サイトが一定の報酬を受け取る場合があります。なお、商品の選定や記事内容は広告主の意向に左右されず、独自の基準で作成しています。

