愛犬のおやつを手作りしてみたいけれど、何をどれだけ使えばいいのか迷いますよね。市販品の原材料表示を見て「これは何だろう」と不安になった経験がある方も多いようです。この記事では、犬のおやつ手作りレシピ15選を、分量・加熱温度・加熱時間・保存日数・1回の目安量までそろえてご紹介します。アレルギーに配慮した食材の選び方も一緒にまとめました。
先に結論(忙しい方はここだけでも)
- 手作りおやつの最大の利点は「使った食材がすべて見えること」です。アレルギー管理がしやすくなります。
- はじめは単一食材・低脂肪・少量から。反応を記録しながら食材を増やしていきます。
- おやつの量は1日の摂取カロリーの10%以内が目安です(国際的な小動物獣医療団体WSAVAの推奨)。その分だけ主食を減らします。
- 水分の多いおやつは冷蔵2〜3日、乾燥系は密閉して1〜2週間、冷凍は2〜3週間が目安です。
- チョコレート・ぶどう・ねぎ類・キシリトール・アボカドは、無添加でも犬には危険です。台所から遠ざけてください。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク等)が含まれます。掲載しているレシピは、健康な成犬を想定した一般的な例です。持病・食物アレルギー・療法食中の場合は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
手作りおやつのメリットと注意点
犬のおやつを手作りする一番のメリットは、入っているものがすべて分かることです。市販品は原材料表示があっても、どの食材がどれくらい使われているかまでは読み取りにくいことがあります。手作りなら、自分が入れたものしか入りません。
アレルギーが疑われる犬と暮らしている場合、この「見える」という点は大きな安心につながります。また、食材の切り方や硬さを愛犬に合わせて調整できるのも利点です。シニア犬なら柔らかく、歯が丈夫な犬なら噛みごたえを残すといった加減ができます。
「無添加=安全」ではありません
ここは正直にお伝えしておきたい点です。添加物を使わなくても、食材そのものに毒性があるものは存在します。ぶどう・玉ねぎ・チョコレートなどは、どれだけ新鮮で無添加でも犬にとっては危険です。「無添加だから安心」ではなく、「犬に与えてよい食材を、無添加で調理する」という順番で考えてください。
もうひとつ。手作りおやつは主食の代わりにはなりません。1日の栄養の大半は総合栄養食のフードから摂るのが基本で、おやつは10%枠の中に収めます。
おやつだけでなく主食も手作りしてみたい方は、犬の手作りご飯レシピ10選もあわせてご覧ください。栄養バランスの考え方から解説しています。
アレルギー対応の基本は「除去→単品→記録」
食物アレルギーが心配なとき、手作りおやつは食材を絞り込みやすいという強みがあります。ただし、手作りおやつはアレルギーの治療ではありません。診断と治療は獣医師の領域です。ここでは、日常のおやつでできる「配慮」の範囲をご紹介します。
1. まずは「疑わしい食材」を減らす
これまでのおやつやフードで、体をかゆがった・耳をかいた・軟便になったといった変化があった日を思い出してみてください。そのとき与えていた食材を、いったんおやつから外します。犬の食物アレルギーで報告が多いのは、牛肉・鶏肉・乳製品・小麦・卵などのたんぱく源です。
2. 単一食材のおやつから試す
次に、食材を1つだけ使ったシンプルなおやつを与えます。さつまいもだけ、ささみだけ、といった形です。複数の食材を一度に混ぜると、反応が出たときにどれが原因か分からなくなります。新しい食材は1種類ずつ、数日おきにが基本です。
3. 記録する(時間・量・体の変化)
スマホのメモで十分です。「与えた日時/食材と量/その後24〜48時間の様子」を残します。見るポイントは、消化(便の状態・嘔吐)・皮膚(赤み・かゆみ)・耳(においやかき方)・元気の4つです。記録があると、動物病院での相談がぐっとスムーズになります。
自己判断の除去食は危険です
アレルギーの原因を特定する除去食試験は、加水分解タンパクや新規たんぱく源の食事を8〜12週間続けるなど、厳密な管理が必要とされています(出典: Royal Veterinary Center)。この期間中は、獣医師の許可がない限りおやつや味付きの薬も避けるべきとされます。
また、人の食物アレルギー領域では「自己判断で除去食品数を増やすのは危険」と公的機関が明確に注意喚起しています(出典: 環境再生保全機構)。必要のない食材まで外すと、栄養不足を招くおそれがあるためです。この考え方は犬でも同じです。
自己判断で長期間の除去食を続けたり、除去する食材を増やしたりすることは避けてください。気になる症状があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。
症状の見分け方や検査については、犬のアレルギー症状と対策と犬のアレルギー検査の種類と費用で詳しく解説しています。除去食試験と血液検査の違いを知っておくと、相談のときに迷いにくくなります。
絶対NG食材チェック(誤食対策もセットで)
手作りを始める前に、必ず確認しておきたいのがNG食材です。少量でも中毒を起こす可能性があるものがあります。
| 食材 | 主なリスク |
|---|---|
| チョコレート・ココア | テオブロミンによる中毒 |
| ぶどう・レーズン | 急性の腎障害の報告 |
| 玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく(ねぎ類) | 赤血球の破壊による貧血 |
| キシリトール入りの食品 | 低血糖・肝障害 |
| アボカド | ペルシンによる消化器症状 |
| りんご・もも等の種と芯 | 誤飲・成分によるリスク |
調理中は、これらを台所の作業台に出しっぱなしにしないことも大切です。刻んだねぎがまな板に残っている、チョコを食べながら焼き上がりを待つ、といった状況が誤食につながります。
使おうとしている食材が不安なときは
当サイトの犬に与えてはいけない食材チェッカーで、その場で調べられます。台所に立ったままスマホで確認できます。
より詳しい一覧は犬に危険な食べ物一覧【緊急度別】で、中毒症状と緊急度をまとめています。逆に「使ってよい食材」を確認したい方は犬に与えていい野菜・フルーツ・食材完全リストが便利です。
万一、中毒が疑われる食材を口にしてしまった場合は、様子を見ずにただちに動物病院へご連絡ください。食べた物・量・時刻を伝えられると診察がスムーズです。
手作りおやつのカロリーと与える量
「おやつは1日の10%まで」とよく言われますが、実際に何グラムなのかが分からないと使えません。ここで具体的な数字に落とし込んでおきます。
10%ルールの根拠と、国内基準との違い
国際的な小動物獣医療団体であるWSAVA(世界小動物獣医師会)は、飼い主向け資料の中で「おやつは犬の1日の摂取カロリーの10%未満に抑えるべき」と明記しています。市販おやつ155品目を分析した査読論文でも、10%以内であれば主要な栄養素の充足に大きな問題は生じにくいと報告されています。
一方で、日本国内の目安は少し違います。環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」では、おやつ・スナックは「1日あたりに必要なカロリーの20%以内に抑えることが大切」とされています。ペットフード公正取引協議会の指針も同様に20%までとしています。
つまり、国内の目安は20%以内、より保守的な国際基準では10%以内という幅があります。当サイトでは、体重管理と栄養バランスの両面から安全側に倒して10%を基本の目安としてご案内します。
体重別|おやつに使ってよいカロリーの目安
WSAVAの資料に掲載されている、健康な成犬(理想体重の場合)の1日あたりおやつ由来カロリー上限です。さつまいも換算は、さつまいも100gあたり約130kcalとして計算した参考値です。
| 体重 | おやつ由来の1日カロリー上限 | さつまいも換算(参考) |
|---|---|---|
| 2kg | 約14kcal | 約11g |
| 4kg | 約24kcal | 約18g |
| 6kg | 約32kcal | 約24g |
| 10kg | 約47kcal | 約36g |
| 20kg | 約79kcal | 約60g |
| 30kg | 約108kcal | 約82g |
体重4kgのトイプードルなら、1日のおやつはさつまいも約18g分まで。これはスティック2本ほどです。思ったより少ない、と感じた方が多いのではないでしょうか。おやつを与えた日は、その分だけ主食を減らして調整します。
もっと正確に計算したい方へ
愛犬の1日に必要なカロリー(DER)は、次の式で概算できます。
- RER(安静時必要エネルギー量)= 70 ×(体重kg)の0.75乗
- DER(1日の必要カロリー)= RER × 係数
- 係数の目安:未去勢・未避妊 1.8/去勢・避妊済み 1.6/高齢 1.1〜1.4/減量中 1.0
このDERの10%が、その子のおやつ枠です。計算が面倒な方は、当サイトの犬種別 餌の量自動計算ツールで1日の給与量を出し、その10%を目安にしてください。より詳しい考え方は犬の食事量の正しい計算方法で解説しています。
「そもそも今の体重が適正なのか分からない」という場合は、犬の肥満度チェッカー(BCS)で体型から確認できます。適正体重の考え方は犬の適正体重と肥満度チェックにまとめています。おやつが多すぎないかを見直すきっかけにしてみてください。
犬のおやつ手作りレシピ15選(無添加・アレルギー配慮)
15レシピ共通のルール
- 油・砂糖・塩・調味料は一切使いません。素材の味だけで作ります。
- 新しい食材は1種類ずつ、少量から。同時に2つ増やさないでください。
- 加熱時間・温度はすべて目安です。オーブンの機種・食材の厚み・水分量で大きく変わります。
- 焼き上がりは時間ではなく状態で判断します(狐色になる/中心まで火が通る/表面が乾く)。
- 粗熱をしっかり取ってから保存容器へ。湯気が残ると傷みが早くなります。
分量を目分量で作ると、カロリー計算が合わなくなります。10%枠を守るうえでも、1g単位で量れるスケールがあると失敗が減ります。
タニタ デジタルクッキングスケール KD-187
1g単位・1kgまで対応のシンプルなモデルです。手作りおやつの材料はほとんどが数十〜数百gなので、この容量で足ります。表示が大きく、粉ものを量るときも読みやすい形状です。
こんな方におすすめ: 手作りは初めてで、まず1台だけ用意したい方
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レシピ1|さつまいもスティック
レシピ2|かぼちゃのひと口蒸し
レシピ3|バナナオートミールクッキー
レシピ4|米粉のやさしいクッキー
レシピ5|ささみジャーキー風
低温でじっくり乾かすレシピ(5・6・7)のお助けグッズ
シリコンベーキングマット・オーブンシート:天板に敷いておくと、水分の出る食材が焦げつきにくくなります。洗って繰り返し使えるタイプなら、まとめ作りのたびに買い足す必要がありません。サイズは天板に合うか商品ページで確認してみてください。
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食品乾燥機(フードドライヤー):オーブンは低温を長時間キープするのが苦手で、ジャーキーが生焼けになることがあります。60〜70℃を保てる乾燥機があると、一度にまとめて作れて仕上がりも安定します。段数と庫内サイズは商品ページで確認してみてください。
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レシピ6|にんじんチップス
レシピ7|りんごのセミドライ
レシピ8|かぼちゃ×オートミールのソフトクッキー
レシピ9|ヨーグルト風ひんやりキューブ
レシピ10|さつまいもボール
レシピ11|白身魚のふわふわ蒸し
レシピ12|かぼちゃのひと口プリン風
レシピ13|オートミールパンケーキ
レシピ14|野菜スープの製氷皿キューブ
レシピ15|「単品素材」のリセットおやつ
保存方法(常温・冷蔵・冷凍の目安)
手作りおやつには保存料が入っていません。市販品と同じ感覚で置いておくと、思ったより早く傷みます。ここでは、おやつのタイプ別に保存の目安をまとめました。
| タイプ | 該当レシピ | 常温 | 冷蔵 | 冷凍 |
|---|---|---|---|---|
| 乾燥系(ジャーキー・チップス・クッキー) | 1・3・4・5・6・7 | 密閉+乾燥剤で1〜2週間目安 | — | 2〜3週間目安 |
| 蒸し・ソフト系(水分が多いもの) | 2・8・10・11・12・13 | 不可(傷みやすい) | 2〜3日以内 | 2〜3週間目安 |
| 冷凍前提(ヨーグルト・スープキューブ) | 9・14 | — | — | 2〜3週間目安 |
保存日数についての正直な話
犬の手作りおやつに特化した公的な統一基準は、現時点では存在しません。専門店やメディアが示す目安も「1週間」から「2ヶ月」まで幅があります。上の表は、その中で最も保守的な(短い方の)数値を採用したものです。
食材・水分量・保存環境で差が出ます。目安より早めに食べきることをおすすめします。においや見た目に違和感があれば、迷わず処分してください。
保存で失敗しないための4つのコツ
- 粗熱を完全に取ってから容器へ。湯気が残ると水滴になり、傷みやカビの原因になります。
- 小分けにする。1回分ずつ分けておけば、必要な量だけ取り出せて衛生的です。
- 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下を保つのが目安です(厚生労働省の家庭向け食中毒予防より)。
- 取り出すときは清潔な箸やスプーンで。手で直接触ると傷みが早くなります。
小分け保存に使えるもの
小分け保存容器(冷凍対応):離乳食用のサイズが、犬のおやつ1回分にちょうど合います。キューブ状のおやつを凍らせたあとの移し替え先としても便利です。容量と冷凍対応の可否は商品ページで確認してみてください。
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※ フリーザーバッグの商品リンクは準備中です。平らにならして凍らせると、解凍が早く場所も取りません。
作る時間がない日は、市販の無添加おやつでも
正直なところ、毎日手作りするのは大変です。仕事が長引いた日、体調が優れない日、旅行中。そういう日に「手作りできなかった」と落ち込む必要はありません。
市販のおやつを選ぶときは、原材料表示を見て使われている食材の数が少ないものを選ぶと、手作りの延長線上で管理しやすくなります。アレルギーが心配な食材が入っていないかも、あわせて確認してください。ただし「無添加」と書かれていても、その食材が愛犬に合うかどうかは別の話です。
市販おやつの選び方とカロリー管理については、犬のおやつの与え方と選び方|カロリー管理で詳しくまとめています。10%ルールは市販品でも同じです。
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あると捗る道具&型
なくても作れますが、あると手間が減る道具をご紹介します。掲載順は優劣を示すものではありません。用途で選んでみてください。※商品は例です。
シリコン型(肉球・骨モチーフ)
生地を流し込むだけで形が揃うので、1個あたりの量を一定にしやすくなります。カロリー計算をするうえでも「1個=何g」が固定できるのは実用的です。ヨーグルトキューブ(レシピ9)にも使えます。
こんな方におすすめ: 写真を撮りたい方、贈り物にしたい方
参考価格: 商品ページで確認してみてください
シリコン型(複数キャビティタイプ)
一度に多くの個数を成形できるタイプです。週末にまとめて作って冷凍しておきたい方に向きます。シリコン製は型から外しやすく、洗うのも簡単です。サイズと耐熱温度は商品ページで確認してみてください。
こんな方におすすめ: 作り置きしたい方、多頭飼いの方
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デジタルクッキングスケール
10%ルールを守るには、まず量ることからです。1g単位で量れれば手作りおやつには十分です。
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よくある質問(FAQ)
Q. 手作りおやつは毎日あげてもいいですか?
A. 量を守れば毎日でも問題ないとされています。目安は1日の摂取カロリーの10%以内です。おやつを与えた分は、主食を減らして調整してください。ただし体調が優れない日や、療法食を食べている場合は、獣医師に確認してからにしましょう。
Q. 保存のコツを教えてください。日持ちはどれくらいですか?
A. 粗熱を完全に取ってから、小分けにして密閉容器に入れるのが基本です。乾燥系は密閉+乾燥剤で常温1〜2週間、水分の多いものは冷蔵2〜3日、冷凍は2〜3週間が目安です。保存料が入っていないため、目安より早めに食べきることをおすすめします。
Q. 危険な食材はどれですか?
A. チョコレート・ぶどう・レーズン・ねぎ類(玉ねぎ、長ねぎ、にら、にんにく)・キシリトール入り食品・アボカドは代表的なNG食材です。りんごやももの種と芯も避けてください。判断に迷う食材は与えてはいけない食材チェッカーで確認できます。誤食が疑われるときは、様子を見ずに動物病院へご連絡ください。
Q. 子犬にも手作りおやつをあげていいですか?いつからですか?
A. 一般的には生後2〜3ヶ月頃から、体調が安定していれば少量ずつ始められると言われています。ただし生後6ヶ月頃までは消化器がまだ未成熟です。シンプルな食材を、ごく少量から試してください。成長期は総合栄養食を優先し、おやつで食事量が減らないよう注意します。心配な場合はかかりつけの獣医師に相談してみてください。主食側の考え方は犬の手作りご飯レシピ10選も参考になります。
Q. オーブンがなくても作れますか?
A. 作れます。電子レンジで完結するのはレシピ2(かぼちゃのひと口蒸し)とレシピ10(さつまいもボール)です。フライパンだけで作れるのはレシピ13(オートミールパンケーキ)です。冷凍庫だけで作れるのはレシピ9(ヨーグルトキューブ)。レシピ14(野菜スープキューブ)はオーブンこそ不要ですが、鍋で10〜15分の下ゆでが必要です。蒸し器があればレシピ11・12も作れます。
Q. 手作りおやつだけで栄養は足りますか?
A. 足りません。おやつはあくまで1日の10%枠であり、栄養の大半は総合栄養食のフードから摂るのが基本です。手作りおやつは「楽しみ」と「食材を把握するための手段」と考えてください。主食のフード選びは【2026年版】ドッグフードおすすめランキング15選を参考にしてみてください。
専門家に相談する目安
手作りおやつを取り入れるなかで、次のような様子が見られたら、自己判断で続けず動物病院に相談してください。
- 新しい食材を与えたあとに下痢・軟便・嘔吐が続く
- 体をかゆがる、耳をしきりにかく、皮膚に赤みや脱毛が出る
- おやつを見直しても体重が増え続ける、または急に減る
- 食欲が落ちる、元気がない日が続く
除去食は必ず獣医師の指導のもとで
食物アレルギーが疑われる場合、自己判断で長期間の除去食を続けたり、除去する食材を増やしたりすることは避けてください。必要最小限の除去でなければ栄養不足を招くおそれがあります。
正確な原因の特定には、処方食や新規たんぱく源を用いた除去食試験(8〜12週間程度)が推奨されています。試験中はおやつも制限の対象になります。手作りおやつを与えてよいかどうかも含め、かかりつけの獣医師にご相談ください。
また、療法食を食べている犬におやつを追加する場合は、必ず事前に獣医師の確認を取ってください。
まとめ/次に読みたい記事
犬のおやつの手作りは、特別な技術がなくても始められます。大切なのは、使ってよい食材を選ぶこと、量を守ること、そして愛犬の様子を見ながら少しずつ進めることの3つです。
まずはレシピ2(かぼちゃのひと口蒸し)やレシピ10(さつまいもボール)のような、電子レンジだけで作れる単一食材のものから試してみてください。うまくいったら、次の食材へ。焦らず1種類ずつ増やしていくのが、結局いちばん近道です。
- 【2026年版】ドッグフードおすすめランキング15選 — おやつは10%枠。残りの90%を支える主食のフード選びはこちらです。
- 犬用手作りケーキと誕生日ごはんレシピ10選 — 記念日には、少しだけ特別なものを作ってみませんか。
- 犬の手作りご飯レシピ10選 — おやつの次は、主食の手作りにも挑戦したい方へ。
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1g単位・1kgまでのシンプルなモデルです。手作りおやつの材料はほとんどが数十〜数百gなので、この容量で足ります。10%ルールを守るための土台になる道具です。
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1個あたりの量が揃うので、カロリー管理がしやすくなります。ヨーグルトキューブや野菜スープキューブにも使えて、出番の多い道具です。サイズと耐熱温度は商品ページで確認してみてください。
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1回分ずつ分けておけば、必要な量だけ取り出せて衛生的です。離乳食用のサイズが犬のおやつ1回分にちょうど合います。冷凍対応かどうかは商品ページで確認してみてください。
こんな方におすすめ: 週末にまとめて作りたい方
参考価格: 数百〜千円台(2026年7月時点の相場)
免責事項・広告掲載について
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク等)が含まれます。紹介している商品は、当サイト編集部が独自に選定したものです。掲載順は優劣を示すものではありません。
レシピはすべて、健康な成犬を想定した一般的な例です。加熱温度・加熱時間・でき上がり量・保存日数は目安であり、食材の状態・調理器具・保存環境によって変わります。犬の体質・体格・持病によって適した食材や量は異なります。
食物アレルギーが疑われる場合、自己判断で長期間の除去食を続けたり、除去する食材を増やしたりすることは避けてください。必要最小限の除去でなければ栄養不足を招くおそれがあります。原因の特定には獣医師の指導のもとでの除去食試験が推奨されています。手作りおやつはアレルギーの治療ではありません。
「無添加」は「安全」と同じ意味ではありません。ぶどう・ねぎ類・チョコレートなど、食材そのものに毒性があるものがあります。中毒が疑われる食材を口にした場合は、様子を見ずにただちに動物病院へご連絡ください。
本記事の情報は、執筆時点で信頼できると判断した情報をもとに構成しています。ただし犬の状態には個体差があり、最新の研究・情報により内容は変わる可能性があります。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の獣医療行為・治療方針を推奨するものではありません。気になる症状や具体的な健康管理については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
参考文献
- WSAVA(世界小動物獣医師会)「Feeding treats to your dog」(PDF・2025年版) — おやつは1日の摂取カロリーの10%未満、体重別カロリー上限表
- Assessment of the Nutritional Impact of the 10% Snack Recommendation in Pet Diets(PMC) — 10%推奨の栄養学的検証
- 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(PDF) — 国内の目安は1日のカロリーの20%以内
- アニコム損保「犬に必要なカロリーはどれくらい?」(獣医師監修) — RER・DERの計算式
- ぶんペットクリニック「犬猫のRERとDERの違い|適正カロリーを知ろう」 — 活動係数の目安
- Royal Veterinary Center「ペットの食物アレルギーと不耐症」 — 除去食試験(8〜12週間)の考え方
- 環境再生保全機構「よくわかる 食物アレルギー対応ガイドブック」(PDF) — 自己判断で除去食品数を増やす危険性(人の食物アレルギー領域の資料)
- 東京都アレルギー情報navi.「食物アレルギー」 — 必要最小限の除去という原則(人の食物アレルギー領域の資料)
- マリンアニマルホスピタル「犬の除去食試験について」 — 診断プロセスの個体差
- 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」 — 冷蔵10℃以下・冷凍-15℃以下、小分け保存
- 農林水産省「これで解決!食中毒予防のポイント」 — 解凍・作り置きの扱い
- PETOKOTO「犬が食べてもいい魚・ダメな魚」(執筆: 佐藤貴紀 獣医師) — 魚を与えるときの加熱・骨・食中毒への注意
- いぬのきもちWEB MAGAZINE「犬にかぼちゃを与えても大丈夫」(監修: 佐野忠士 氏) — かぼちゃの体重別目安量
- hotto「【獣医師監修】犬がさつまいもを食べても大丈夫?」 — さつまいもの加熱方法と与え方
- hotto「【獣医師監修】犬がヨーグルトを食べても大丈夫?」 — ヨーグルトの体重別上限目安、おやつは20%までとする国内指針
- GREEN DOG「子犬のための簡単手作りおやつレシピ」 — 手作りおやつの保存目安と子犬への与え方
- こらすぃおん「手作りおやつの保存方法|常温・冷蔵・冷凍どれが最適?」 — タイプ別の保存の考え方
- ココグルメ「犬の手作りご飯、トッピングは冷凍保存できる?」(獣医師監修) — 冷蔵・冷凍の目安
- ラボネクト「フードドライヤーでつくるりんごチップス」 — 食品乾燥機の温度・時間の目安
- 理系パパのお家ブログ「フードドライヤーが犬用おやつづくりに最適な理由」 — 乾燥温度帯とオーブン乾燥の限界
- クックパッドニュース「かぼちゃの蒸し方」(監修: 関岡弘美 氏) — 蒸し器・電子レンジの加熱時間
- ぷにぷにpaw「りんごを使った犬の手作りおやつ」 — りんごのセミドライの焼成目安
- pettena「子犬のおやつはいつから?」 — 月齢別の目安

