犬の胆嚢炎の症状と治療|胆泥症から胆石まで

犬のケア

📌 この記事でわかること

  • 胆嚢炎・胆泥症・胆石の違いと関係性
  • 初期症状と早期発見のポイント
  • 診断方法(血液検査・超音波検査)
  • 内科治療と外科治療(胆嚢摘出術)の選択基準
  • 食事療法と日常管理の方法
    1. 📌 この記事でわかること
  1. 🏥 胆嚢炎とは?胆泥症・胆石との関係
    1. 胆嚢疾患の種類と進行
      1. ① 胆泥症(たんでいしょう)
      2. ② 胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)
      3. ③ 胆石症(たんせきしょう)
      4. ④ 胆嚢炎(たんのうえん)
    2. ⚠️ 胆嚢疾患の進行イメージ
  2. 📋 犬の胆嚢炎の症状
    1. 初期症状(軽度〜中等度)
    2. 進行した症状(重度)
    3. 🚨 緊急受診が必要な症状
    4. 好発犬種と年齢
      1. 好発犬種
      2. 年齢
  3. 🔬 胆嚢炎の診断方法
    1. ① 血液検査
    2. ② 腹部超音波検査(エコー検査)
      1. 超音波で確認すること
    3. ③ その他の検査
      1. レントゲン検査
      2. CT検査
      3. 胆汁検査
  4. 💊 胆嚢炎の治療方法
    1. 内科治療(薬物療法)
      1. ① 利胆薬(胆汁排泄促進薬)
      2. ② 抗生物質
      3. ③ 肝保護薬
      4. ④ 制吐薬
      5. ⑤ 輸液療法
    2. ⚠️ 内科治療の限界
    3. 外科治療(胆嚢摘出術)
      1. 手術の適応
      2. 手術方法
        1. ① 開腹手術
        2. ② 腹腔鏡手術
      3. 手術のリスクと死亡率
      4. 術後の合併症
      5. 術後管理
  5. 🍽️ 食事療法と日常管理
    1. 食事療法の基本原則
      1. ① 低脂肪食
      2. ② 高消化性
      3. ③ 少量頻回給餌
    2. おすすめの療法食
      1. 🍗 おすすめ商品: ヒルズ i/d ローファット(低脂肪療法食)
      2. 🍖 おすすめ商品: ロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)
    3. 避けるべき食べ物
    4. おやつの選び方
    5. 手作り食のポイント
      1. 推奨食材
      2. 調理方法
    6. ⚠️ 手作り食の注意点
    7. その他の日常管理
      1. ① 適正体重の維持
      2. ② 適度な運動
      3. ③ 定期的な健康診断
      4. ④ ストレス管理
  6. 💰 治療費とペット保険
    1. 治療費の目安
    2. ペット保険の活用
      1. ペット保険のポイント
  7. ❓ よくある質問(FAQ)
    1. 🏥 定期的な健康診断で早期発見を
  8. 🎯 まとめ: 胆嚢疾患の早期発見と適切な管理を
    1. ✅ 胆嚢疾患管理の重要ポイント
    2. 📚 参考文献・出典

🏥 胆嚢炎とは?胆泥症・胆石との関係

胆嚢炎(たんのうえん)は、胆嚢に炎症が起こる病気で、犬では中高齢以降に多く見られます。胆嚢は肝臓で作られた胆汁を一時的に蓄え、食事の際に十二指腸へ分泌する役割を持つ臓器です。

胆嚢疾患の種類と進行

① 胆泥症(たんでいしょう)

胆汁が泥状に濃縮され、胆嚢内に沈殿した状態です。健康な胆汁はサラサラとした液体ですが、胆泥症では粘度が高まり泥のようになります。

  • 特徴: 初期は無症状のことが多い
  • 発見: 健康診断の超音波検査で偶然見つかることが多い
  • リスク: 放置すると胆嚢炎や胆石へ進行する可能性

② 胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)

胆嚢内にゼリー状の粘液が蓄積し、胆嚢全体を満たしてしまう病態です。胆泥症が進行した状態と考えられています。

  • 特徴: キウイフルーツの断面のような超音波画像
  • 危険性: 胆嚢破裂のリスクが高い
  • 治療: 外科手術(胆嚢摘出術)が第一選択

③ 胆石症(たんせきしょう)

胆嚢内に固形の石(胆石)が形成された状態です。胆泥が固まって石になることもあります。

  • 成分: コレステロール、ビリルビン、カルシウムなど
  • リスク: 胆管閉塞、胆嚢炎の原因となる
  • 症状: 無症状〜激しい腹痛まで様々

④ 胆嚢炎(たんのうえん)

胆嚢に炎症が起こった状態で、上記の胆泥症・胆石・細菌感染などが原因となります。

  • 急性胆嚢炎: 突然の激しい症状、緊急治療が必要
  • 慢性胆嚢炎: 軽度の症状が長期間続く

⚠️ 胆嚢疾患の進行イメージ

健康な胆嚢 → 胆泥症 → 胆嚢粘液嚢腫 / 胆石症 → 胆嚢炎 → 胆嚢破裂(命の危険)

すべてのケースがこの順序で進行するわけではありませんが、早期発見・早期治療が重要です。胆嚢破裂が起こると腹膜炎を引き起こし、死亡率が高まります。

📋 犬の胆嚢炎の症状

胆嚢は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期段階では症状がほとんど現れません。症状が出た時にはすでに進行していることも多いため、定期的な健康診断が重要です。

初期症状(軽度〜中等度)

  • 食欲不振: いつものフードを残す、食べるのを嫌がる
  • 元気消失: 散歩を嫌がる、寝ている時間が増える
  • 嘔吐: 食後や空腹時の嘔吐、黄色い液体を吐く
  • 下痢: 軟便、水様便、脂肪便(白っぽい便)
  • 腹痛: お腹を触られるのを嫌がる、背中を丸める姿勢

進行した症状(重度)

  • 黄疸: 白目や歯茎、耳の内側が黄色くなる(胆管閉塞のサイン)
  • 発熱: 体温が39.5℃以上(正常38〜39℃)
  • ぐったりして動かない: 重度の元気消失
  • 激しい腹痛: 悲鳴を上げる、お腹を床につけて伏せる(祈りのポーズ)
  • 脱水: 皮膚の弾力低下、歯茎の乾燥

🚨 緊急受診が必要な症状

  • 白目や歯茎が黄色い(黄疸)
  • ぐったりして動かない
  • 激しい腹痛で悲鳴を上げる
  • 嘔吐が止まらない
  • 発熱(39.5℃以上)
  • 呼吸が荒い、苦しそう

これらの症状が見られた場合は、すぐに動物病院へ連絡し、受診してください。胆嚢破裂や胆管閉塞の可能性があり、命に関わります。

好発犬種と年齢

好発犬種

  • シェットランドシープドッグ: 最も発症率が高い
  • ミニチュアシュナウザー: 高脂血症傾向があり要注意
  • アメリカンコッカースパニエル
  • シーズー
  • トイプードル、チワワ、ポメラニアン: 小型犬全般に多い

年齢

8歳以上の中高齢犬に多く見られますが、若い犬でも発症することがあります。

好発犬種を飼っている場合は、6歳以降は年1回、8歳以降は年2回の健康診断(血液検査+腹部超音波検査)を推奨します。

🔬 胆嚢炎の診断方法

胆嚢炎の診断には、血液検査と腹部超音波検査(エコー検査)の組み合わせが最も有用です。

① 血液検査

肝臓・胆嚢の機能を評価し、炎症の有無を確認します。

検査項目 正常値 異常時の意味
ALT(GPT) 10〜100 U/L 肝細胞の障害(上昇)
ALP 23〜212 U/L 胆汁うっ滞、胆道系疾患(上昇)
γ-GTP 0〜7 U/L 胆道系疾患(上昇)
総ビリルビン 0〜0.4 mg/dL 胆汁の排泄障害、黄疸(上昇)
白血球数 6,000〜17,000 /μL 炎症・感染(上昇)
中性脂肪 20〜150 mg/dL 高脂血症(上昇)、胆泥症のリスク因子

② 腹部超音波検査(エコー検査)

胆嚢の状態を直接観察できる最も重要な検査です。

超音波で確認すること

  • 胆嚢のサイズ: 拡大していないか
  • 胆嚢壁の厚さ: 正常1〜2mm、3mm以上は異常
  • 胆泥の有無: 胆嚢内に泥状の沈殿物
  • 胆石の有無: 白い高輝度のエコー像
  • 胆嚢粘液嚢腫: キウイフルーツ様のパターン
  • 胆管の状態: 閉塞や拡張がないか
  • 周囲臓器への影響: 肝臓、膵臓の状態
超音波検査は無痛で犬への負担が少ない検査です。ただし、正確な診断には熟練した技術が必要なため、胆嚢疾患の診療経験が豊富な動物病院での検査が推奨されます。

③ その他の検査

レントゲン検査

  • 胆石の確認(カルシウムを含む胆石は写る)
  • 腹膜炎の有無(胆嚢破裂時)

CT検査

  • 胆嚢の詳細な形態評価
  • 周囲臓器との位置関係
  • 手術前の精密検査

胆汁検査

  • 細菌培養(細菌性胆嚢炎の確認)
  • 胆汁の性状確認

💊 胆嚢炎の治療方法

胆嚢炎の治療は、病態の進行度、症状の有無、年齢・全身状態により、内科治療と外科治療を選択します。

内科治療(薬物療法)

軽度〜中等度の胆泥症、無症状の初期胆嚢炎が対象です。

① 利胆薬(胆汁排泄促進薬)

  • ウルソデオキシコール酸: 胆汁の流れを改善、肝保護作用
  • 投与量: 10〜15 mg/kg、1日1〜2回
  • 効果: 胆泥の排出促進、胆汁の粘度低下

② 抗生物質

  • 対象: 細菌性胆嚢炎の疑い、白血球数増加
  • 薬剤: アモキシシリン、エンロフロキサシンなど
  • 期間: 2〜4週間

③ 肝保護薬

  • S-アデノシルメチオニン(SAMe)
  • シリマリン(マリアアザミ)

④ 制吐薬

  • 嘔吐症状がある場合に投与
  • マロピタント、メトクロプラミドなど

⑤ 輸液療法

  • 脱水の改善、電解質バランスの調整
  • 重症例では入院による点滴治療

⚠️ 内科治療の限界

内科治療は症状の緩和と進行の抑制が目的ですが、根治治療ではありません。以下の場合は外科治療が必要です:

  • 内科治療で改善が見られない
  • 胆嚢粘液嚢腫が確認された
  • 胆石による胆管閉塞
  • 胆嚢壁の肥厚・壊死
  • 症状が重度(黄疸、激しい腹痛など)

外科治療(胆嚢摘出術)

胆嚢摘出術(たんのうてきしゅつじゅつ)は、胆嚢を完全に取り除く手術です。

手術の適応

  • 胆嚢粘液嚢腫: 超音波検査で診断された時点で手術推奨
  • 胆石による胆管閉塞
  • 重度の胆嚢炎: 胆嚢壁の壊死、穿孔の危険性
  • 内科治療で改善しない慢性胆嚢炎
  • 胆嚢破裂: 緊急手術

手術方法

① 開腹手術
  • 方法: お腹を10〜15cm切開し、胆嚢を摘出
  • メリット: 確実性が高い、緊急時にも対応可能
  • デメリット: 術後の痛みが大きい、回復に時間がかかる
② 腹腔鏡手術
  • 方法: 小さな穴を数カ所開け、カメラとツールで手術
  • メリット: 傷が小さい、術後の回復が早い、痛みが少ない
  • デメリット: 高度な技術と設備が必要、緊急時には適さない

手術のリスクと死亡率

状態 死亡率 リスク要因
無症状(予防的手術) 2〜5% リスクは比較的低い
症状あり(待機的手術) 10〜20% 炎症の程度により変動
胆嚢破裂(緊急手術) 30〜50% 腹膜炎、敗血症のリスク

無症状のうちに手術を行う方が、死亡率が著しく低いことがわかります。そのため、胆嚢粘液嚢腫が発見された場合は、症状が出る前の予防的手術が推奨されます。

術後の合併症

  • 膵炎: 10〜15%の確率で発症
  • 胆汁漏出: 胆管縫合部からの漏れ
  • 腹膜炎
  • 低アルブミン血症
  • 腸閉塞

術後管理

  • 入院期間: 通常3〜7日間
  • 輸液: 術後24〜48時間
  • 抗生物質: 5〜7日間
  • 鎮痛薬: 痛みのコントロール
  • 食事再開: 術後12〜24時間から少量ずつ
  • 退院後: 2週間の安静、抜糸は10〜14日後
胆嚢を摘出しても、肝臓で作られた胆汁は直接十二指腸へ流れるため、消化機能に大きな問題は起こりません。ただし、脂肪の多い食事は消化しにくくなるため、低脂肪食の継続が必要です。

🍽️ 食事療法と日常管理

胆嚢疾患の予防と治療において、食事管理は最も重要です。

食事療法の基本原則

① 低脂肪食

脂肪含有量10%以下のフードが理想です。高脂肪食は胆嚢に負担をかけ、胆泥症や胆嚢炎のリスクを高めます。

② 高消化性

消化しやすい良質なタンパク質を選びます。

③ 少量頻回給餌

1日の食事を3〜4回に分けて与えることで、胆嚢への負担を軽減します。

おすすめの療法食

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🍖 おすすめ商品: ロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)

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避けるべき食べ物

  • 高脂肪の肉: 牛肉、豚肉、ラム肉の脂身
  • 乳製品: チーズ、バター、生クリーム
  • 揚げ物: フライドチキン、天ぷらなど
  • 脂の多い魚: サーモン、サバ、イワシ
  • ナッツ類: 高脂肪
  • 人間の食べ物: 全般的に脂肪・塩分が多い

おやつの選び方

  • 低脂肪ジャーキー: 鶏ささみ、鹿肉など
  • 野菜: ゆでたブロッコリー、ニンジン、カボチャ
  • 果物: リンゴ、バナナ(少量)
  • おやつは1日の総カロリーの10%以内

手作り食のポイント

推奨食材

  • タンパク質源: 鶏ささみ、鶏むね肉(皮なし)、白身魚、豆腐
  • 炭水化物: 白米、うどん、じゃがいも、サツマイモ
  • 野菜: キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、カボチャ

調理方法

  • 茹でる・蒸す: 油を使わない調理法
  • 細かく刻む: 消化しやすくする
  • 味付けなし: 塩・調味料は不要

⚠️ 手作り食の注意点

手作り食は栄養バランスを取るのが難しいため、獣医師や動物栄養学の専門家に相談してレシピを作成することをおすすめします。長期間の手作り食は栄養不足のリスクがあります。

その他の日常管理

① 適正体重の維持

  • 肥満は胆嚢疾患のリスク因子
  • 定期的な体重測定(月1回)
  • BCS(ボディコンディションスコア)の確認

② 適度な運動

  • 1日2回、各30分程度の散歩
  • 肥満予防、ストレス解消

③ 定期的な健康診断

  • 6〜7歳: 年1回(血液検査+超音波検査)
  • 8歳以上: 年2回
  • 胆泥症指摘歴: 年2〜4回

④ ストレス管理

  • 環境変化を最小限に
  • 十分な休息時間の確保
  • 過度な興奮を避ける

💰 治療費とペット保険

治療費の目安

項目 費用目安
初診・診察料 1,000〜3,000円
血液検査 5,000〜15,000円
腹部超音波検査 5,000〜10,000円
レントゲン検査 4,000〜8,000円
内科治療(月額) 10,000〜30,000円
入院費(1日) 5,000〜15,000円
胆嚢摘出術 150,000〜400,000円
腹腔鏡手術 200,000〜500,000円
術後入院(5〜7日) 50,000〜100,000円

胆嚢摘出術の総額(手術+入院)は20〜50万円程度が一般的です。緊急手術や合併症がある場合はさらに高額になります。

ペット保険の活用

胆嚢疾患の治療費は高額になるため、ペット保険への加入を強く推奨します。

ペット保険のポイント

  • 補償割合: 50%〜100%プランあり(70%が一般的)
  • 年間限度額: 50万円〜無制限
  • 加入年齢: 生後2ヶ月〜8歳程度(会社により異なる)
  • 待機期間: 加入後30日間は補償対象外が一般的
  • 既往歴: 加入前の病歴は補償対象外
胆嚢疾患は中高齢以降に多いため、若いうちにペット保険に加入しておくことが重要です。診断された後では加入できない、または対象外となることがあります。

❓ よくある質問(FAQ)

胆嚢炎は完治しますか?
胆嚢摘出術を行えば胆嚢炎自体は根治します。ただし、内科治療のみの場合は症状の緩和と進行抑制が目的で、根治は難しいです。定期的なモニタリングと食事管理の継続が必要です。
胆泥症は治療が必要ですか?
無症状の軽度胆泥症の場合、すぐに治療が必要とは限りません。ただし、定期的な経過観察(3〜6ヶ月ごとの超音波検査)と食事管理は必須です。胆泥の量が増加したり、症状が出た場合は治療を開始します。
胆嚢摘出手術後の生活は?
胆嚢を摘出しても日常生活に大きな支障はありません。ただし、低脂肪食の継続が生涯必要です。術後2週間は安静にし、その後は通常の生活に戻れます。定期的な健康診断も継続してください。
胆嚢炎は予防できますか?
完全な予防は困難ですが、リスクを大幅に減らすことは可能です。低脂肪食の継続、適正体重の維持、定期的な健康診断(超音波検査)が予防の三本柱です。特に好発犬種は若いうちからの予防が重要です。
胆嚢炎と膵炎の関係は?
胆嚢と膵臓は解剖学的に近い位置にあり、互いに影響し合うことが多いです。胆嚢炎が膵炎を引き起こす、または膵炎が胆嚢炎を悪化させることがあります。両方を併発している場合は、より慎重な治療と管理が必要です。

🏥 定期的な健康診断で早期発見を

胆嚢疾患は初期段階では症状が出にくく、健康診断で偶然発見されることがほとんどです。特に中高齢犬や好発犬種は、年1〜2回の血液検査と腹部超音波検査を推奨します。

「様子を見る」ではなく、定期的なチェックが愛犬の命を守ります。

🎯 まとめ: 胆嚢疾患の早期発見と適切な管理を

犬の胆嚢炎は、沈黙の臓器の病気であり、症状が出た時にはすでに進行していることが多い疾患です。

✅ 胆嚢疾患管理の重要ポイント

  1. 早期発見: 定期的な健康診断(血液検査+超音波検査)
  2. 食事管理: 低脂肪食(脂肪10%以下)の継続
  3. 体重管理: 適正体重の維持、肥満予防
  4. 症状の観察: 食欲・元気・嘔吐・黄疸のチェック
  5. 適切な治療選択: 内科治療 vs 外科治療の判断
  6. 無症状での手術: 胆嚢粘液嚢腫は予防的手術推奨
  7. 緊急時の対応: 黄疸・激しい腹痛はすぐ受診
  8. ペット保険: 若いうちの加入で高額治療費に備える

特にシェットランドシープドッグ、ミニチュアシュナウザー、シーズー、トイプードルなどの好発犬種を飼っている飼い主さんは、若いうちから予防と定期的なチェックを心がけましょう。

愛犬の健康と長寿のために、「見えない臓器」の健康を守る意識を持つことが大切です。🐶💙

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