この記事の対象読者: 未去勢のオス犬を飼っている方、シニア期に入った愛犬の健康が心配な飼い主さん、排尿・排便に異常が見られる犬の飼い主さん
「最近、愛犬のおしっこが出にくそう」「便が細くなった気がする」―――そんな症状に気づいたら、それは前立腺肥大のサインかもしれません。
前立腺肥大は、未去勢のオス犬、特にシニア期(6歳以上)に多く見られる病気です。放置すると排尿困難や腹痛など、愛犬の生活の質(QOL)を大きく低下させる可能性があります。しかし、適切な診断と治療により、症状は大きく改善します。
この記事では、犬の前立腺肥大について、獣医学的な観点から症状、原因、診断方法、治療法(去勢手術・薬物療法)、予防策、日常管理まで詳しく解説します。
1. 前立腺とは?その役割と位置
前立腺は、オス犬の生殖器の一つで、膀胱の後方、尿道を取り囲むように存在する腺組織です。
前立腺の主な役割
- 精液の一部を分泌: 精子の運動性を高め、受精を助ける成分を含む前立腺液を作る
- 尿道の機能サポート: 尿道を取り囲む位置にあり、排尿・射精をコントロール
前立腺の解剖学的位置
前立腺は膀胱の直後、骨盤腔内に位置し、尿道を囲むようにドーナツ状に存在します。そのため、前立腺が肥大すると:
- 尿道が圧迫される → 排尿困難
- 直腸が圧迫される → 排便困難
という症状が現れます。
💡 豆知識: 前立腺は男性ホルモン(テストステロン)の影響を強く受ける臓器です。そのため、去勢していない(精巣がある)オス犬にのみ、前立腺肥大が発生します。
2. 前立腺肥大とは?
前立腺肥大(Benign Prostatic Hyperplasia: BPH)は、前立腺の細胞が増殖し、前立腺全体が大きくなる良性(非癌性)の病気です。
なぜ前立腺肥大が起こるのか?
前立腺肥大の主な原因は、男性ホルモン(テストステロン)の長期的な影響です。
- テストステロンの作用: 精巣から分泌されるテストステロンが前立腺に作用し、細胞の増殖を促進
- 加齢による影響: 年齢とともにホルモンバランスが変化し、前立腺細胞の増殖が促進される
- ジヒドロテストステロン(DHT): テストステロンが前立腺内で変換されたDHTが、より強力に細胞増殖を刺激
🔬 医学的補足: 犬の前立腺肥大は、人間の前立腺肥大症(BPH)と非常に類似しています。どちらも男性ホルモンの影響を受け、加齢とともに発症率が上がります。ただし、犬の場合は去勢手術によって予防・治療が可能という点が大きく異なります。
前立腺肥大の発症率
- 5歳以下: 約16%
- 6〜9歳: 約50%
- 10歳以上: 約80%以上
つまり、未去勢のシニア犬のほとんどが、何らかの程度の前立腺肥大を持っていると言えます。ただし、全ての犬が症状を示すわけではありません。
3. 前立腺肥大の症状
前立腺肥大の症状は、初期には目立たないことが多いですが、肥大が進行すると以下のような症状が現れます。
排尿に関する症状
🚽 排尿の異常
- 排尿困難: おしっこが出にくい、いきんでいる、少量ずつしか出ない
- 頻尿: おしっこの回数が増える(1回の量は少ない)
- 血尿: 尿に血が混じる(前立腺からの出血)
- 尿の滴下: 排尿後もポタポタと尿が垂れる
- 失禁: 寝ている間に尿が漏れる
排便に関する症状
💩 排便の異常
- 便が細くなる: リボン状、扁平な便が出る(直腸が前立腺に圧迫されるため)
- 排便困難: いきんでもなかなか出ない、力んでいる時間が長い
- しぶり: 何度もトイレに行くが少量しか出ない
- 血便: 便に血が混じる(直腸粘膜の損傷)
全身症状
- 腹痛: お腹を触られるのを嫌がる、背中を丸めて歩く
- 食欲不振: ご飯を食べなくなる
- 元気消失: 散歩に行きたがらない、寝ている時間が増える
- 発熱: 前立腺炎を併発している場合
- 嘔吐: 重症例で見られることも
⚠️ 緊急受診が必要な症状
- 全くおしっこが出ない(尿閉)
- 激しい腹痛を示す
- 高熱(39.5℃以上)がある
- ぐったりして動かない
- 嘔吐を繰り返す
これらの症状は前立腺膿瘍や尿毒症など、命に関わる合併症の可能性があります。すぐに動物病院へ!
症状が出ない場合もある
前立腺肥大があっても、症状が全く出ない犬も少なくありません。これは、肥大の程度、肥大の方向(膀胱側か直腸側か)、個体差などによります。
定期健診のレントゲンやエコー検査で偶然発見されることもあります。
4. 前立腺肥大の診断方法
動物病院では、以下の検査を組み合わせて前立腺肥大を診断します。
① 問診
- 年齢、去勢の有無
- いつから症状があるか
- 排尿・排便の状態
- 過去の病歴
② 身体検査
直腸検査(最重要!)
肛門から指を挿入し、直腸越しに前立腺を触診します。
- 大きさ: 正常サイズ(クルミ大)か、肥大しているか
- 形状: 左右対称か、いびつではないか
- 硬さ: 柔らかいか、硬いか(硬い場合は腫瘍の可能性も)
- 痛み: 触ると痛がるか(炎症がある場合)
💡 ポイント: 直腸検査は、前立腺肥大の診断に最も重要な検査です。経験豊富な獣医師なら、触診だけでかなり正確に前立腺の状態を把握できます。
③ 画像検査
レントゲン検査
- 前立腺の大きさ、位置を確認
- 直腸や膀胱への圧迫を評価
- 前立腺の石灰化(慢性化のサイン)がないかチェック
超音波検査(エコー)
- 前立腺の内部構造を詳しく観察
- 嚢胞(液体が溜まった袋)の有無
- 膿瘍(膿が溜まっている)の有無
- 腫瘤(腫瘍の疑い)の有無
- 前立腺の大きさを正確に測定
④ 血液検査
- 炎症の有無(白血球数、CRP)
- 腎機能(BUN、クレアチニン)―尿が出ない場合は腎臓に負担
- 感染の有無
⑤ 尿検査
- 血尿の確認
- 細菌感染の有無
- 膀胱炎の併発チェック
⑥ 前立腺液検査・細胞診(必要に応じて)
- 前立腺炎や前立腺腫瘍が疑われる場合
- 超音波ガイド下で前立腺に針を刺し、液や細胞を採取
- 細菌培養、細胞の顕微鏡観察
5. 前立腺肥大の治療法
前立腺肥大の治療は、大きく分けて①去勢手術と②薬物療法があります。
治療法① 去勢手術(外科的治療)
去勢手術は、前立腺肥大の最も効果的な治療法です。
去勢手術のメカニズム
- 精巣を摘出する
- テストステロンの分泌がストップ
- 前立腺への刺激がなくなる
- 前立腺が徐々に縮小していく
去勢手術の効果
- 前立腺の縮小: 手術後、数週間〜数ヶ月で前立腺サイズが50〜70%縮小
- 症状の改善: 排尿困難、排便困難が改善
- 再発防止: 去勢後は前立腺肥大が再発しない
- 合併症予防: 前立腺炎、前立腺膿瘍、前立腺腫瘍のリスクも低下
📊 データで見る去勢の効果:
- 去勢後1週間:症状の改善が見られ始める犬が多い
- 去勢後2〜4週間:排尿・排便が楽になる
- 去勢後3〜6ヶ月:前立腺サイズが最小に
※個体差あり。高齢犬や重症例では効果が出るまでに時間がかかることも。
去勢手術が適している犬
- 繁殖の予定がない
- 中〜重度の前立腺肥大
- 排尿・排便困難の症状がある
- 薬物療法で効果が不十分
- 前立腺炎を繰り返す
- 将来的な予防も兼ねたい
去勢手術のリスク
- 麻酔リスク: 特に高齢犬、心臓病・腎臓病がある犬
- 術後合併症: 出血、感染、縫合不全など(稀)
- 体重増加: 術後は代謝が低下し、肥満になりやすい
- 尿失禁: 極めて稀だが、去勢後に尿失禁が起こる可能性
獣医師は、愛犬の年齢、全身状態、麻酔リスクを総合的に評価し、手術の適否を判断します。
治療法② 薬物療法(内科的治療)
去勢手術ができない、または飼い主が希望しない場合、薬で前立腺を縮小させる方法があります。
主な薬剤
| 薬剤名 | 作用機序 | 効果 | 投与期間 |
|---|---|---|---|
| 酢酸オサテロン (ウロエース錠) |
抗アンドロゲン作用 (男性ホルモンをブロック) |
前立腺縮小 症状改善 |
7日間短期投与 または長期継続 |
| 酢酸デルマジノン | 黄体ホルモン様作用 テストステロン抑制 |
前立腺縮小 | 数週間〜数ヶ月 |
| フィナステリド (人間用) |
5α還元酵素阻害 DHT生成抑制 |
緩やかに縮小 | 長期投与 |
薬物療法のメリット
- 手術不要(麻酔リスクなし)
- 短期間で効果が出る(特に酢酸オサテロン)
- 繁殖能力を温存できる
薬物療法のデメリット
- 効果は一時的: 薬をやめると前立腺が再び肥大する
- 費用: 長期使用の場合、去勢よりコストが高くなることも
- 副作用: 食欲低下、肝機能障害、ホルモンバランスの乱れなど
- 根本治療ではない: 原因(テストステロン)は残る
🔬 酢酸オサテロン(ウロエース錠)について:
日本で承認されている犬専用の前立腺肥大治療薬。7日間の短期投与で効果が現れるのが特徴。ただし、投与中止後に再発する可能性があるため、長期管理が必要な場合は去勢手術が推奨されます。
薬物療法が適している犬
- 軽度の前立腺肥大
- 高齢で麻酔リスクが高い
- 繁殖犬として使用予定がある
- 飼い主が去勢を希望しない
- 去勢前の一時的な症状緩和
治療法③ 対症療法
前立腺肥大に伴う二次的な問題に対処します。
- 抗生物質: 前立腺炎や膀胱炎の治療
- 痛み止め: 腹痛の緩和
- 便軟化剤: 排便を楽にする
- 導尿: 尿閉の場合、カテーテルで尿を排出
治療の選択基準
| 状況 | 推奨治療 | 理由 |
|---|---|---|
| 若〜中年犬 (繁殖予定なし) |
去勢手術 | 根本治療、再発なし、将来の予防 |
| シニア犬 (麻酔リスク中) |
去勢 or 薬物療法 | 麻酔前検査で総合判断 |
| 超高齢犬 (麻酔リスク高) |
薬物療法 | 手術リスク回避 |
| 繁殖犬 | 薬物療法 | 繁殖能力温存 |
| 軽度・無症状 | 経過観察 | すぐの治療不要、定期検診 |
6. 去勢手術の詳細
手術前の準備
- 術前検査: 血液検査、心電図、レントゲン等で全身状態を確認
- 絶食・絶水: 手術前夜から食事制限
- 飼い主への説明: 手術の流れ、リスク、費用の確認
手術の流れ
- 全身麻酔: 吸入麻酔で深く眠らせる
- 術部の準備: 陰嚢周囲の毛を剃り、消毒
- 切開: 陰嚢の前方を小さく切開
- 精巣摘出: 両側の精巣を取り出す
- 縫合: 傷口を縫い合わせる
手術時間: 通常30〜60分程度
術後管理
- 入院: 通常1〜2日(日帰りの場合も)
- エリザベスカラー: 傷口を舐めないよう装着(7〜10日間)
- 抗生物質・痛み止め: 感染予防と痛み緩和
- 安静: 激しい運動は避ける(1〜2週間)
- 抜糸: 術後10〜14日目
去勢手術の費用
動物病院や犬のサイズによって異なりますが、目安は以下の通りです。
- 小型犬: ¥20,000〜30,000
- 中型犬: ¥25,000〜40,000
- 大型犬: ¥30,000〜50,000
※術前検査、入院費、薬代は別途。
7. 前立腺肥大の予防
前立腺肥大の予防は、若いうちの去勢手術が最も効果的です。
早期去勢のメリット
- 前立腺肥大の予防: 発症リスクをほぼゼロに
- 精巣腫瘍の予防: 精巣がなければ腫瘍もできない
- 肛門周囲腺腫の予防: 男性ホルモンが関与する腫瘍
- 会陰ヘルニアの予防: 男性ホルモンが関与する病気
- 前立腺腫瘍のリスク低減: 完全には防げないが、リスクは下がる
推奨される去勢時期
- 生後6ヶ月〜1歳: 最も一般的な推奨時期
- メリット: 麻酔リスクが低い、回復が早い、将来の病気予防
💡 統計データ: 1歳未満で去勢した犬は、未去勢犬と比べて前立腺肥大の発症率が95%以上低下します。また、10歳以降の生殖器系疾患全体のリスクも大幅に減少します。
既に成犬・シニア犬の場合
若いうちに去勢していなくても、今からでも遅くありません。
- 前立腺肥大の症状がなくても、予防として去勢を検討
- 定期健診で前立腺の状態をチェック
- 症状が出る前に対処することで、QOLを維持
8. 前立腺肥大と診断されたら―日常管理のポイント
去勢手術または薬物療法を開始した後、日常生活で気をつけるポイントをご紹介します。
① 定期的な通院
- 去勢後: 3ヶ月、6ヶ月後に前立腺サイズをチェック
- 薬物療法中: 月1回程度、効果と副作用を確認
- 経過観察の場合: 3〜6ヶ月ごとに検診
② 排尿・排便の観察
- おしっこの出具合(勢い、量、回数)
- 便の太さ、硬さ
- いきむ時間
- 血尿・血便の有無
変化があればすぐに獣医師に報告しましょう。
③ 体重管理
去勢後は肥満になりやすいため、食事管理が重要です。
- 去勢後専用フード、またはカロリー控えめのフードに切り替え
- おやつの量を減らす
- 適度な運動(散歩、遊び)
④ 水分摂取
- 新鮮な水をいつでも飲めるようにする
- 水分摂取が少ない場合は、ウェットフードを混ぜる
⑤ ストレス軽減
- 快適な環境(適温、静かな場所)
- 十分な睡眠時間
- 飼い主との触れ合い
⑥ 排便サポート
便が細い、排便困難がある場合:
- 食物繊維が多いフードに変更
- 便軟化剤(獣医師処方)
- マッサージ(お腹を優しく)
9. 前立腺肥大と間違えやすい病気
前立腺肥大と似た症状を示す病気があります。鑑別診断が重要です。
① 前立腺炎
- 症状: 発熱、排尿痛、血尿
- 違い: 急性の痛み、炎症マーカー上昇
- 治療: 抗生物質
② 前立腺膿瘍
- 症状: 高熱、激しい腹痛、元気消失
- 違い: エコーで膿が確認できる
- 治療: 外科的ドレナージ+抗生物質
③ 前立腺腫瘍
- 症状: 血尿、排尿困難、体重減少
- 違い: 前立腺が非対称に硬く肥大、細胞診で癌細胞
- 治療: 外科摘出、化学療法(予後は厳しい)
④ 前立腺嚢胞
- 症状: 前立腺肥大と類似
- 違い: エコーで液体の溜まった袋が見える
- 治療: 去勢、嚢胞のドレナージ
⑤ 膀胱炎・尿路結石
- 症状: 頻尿、血尿、排尿痛
- 違い: 前立腺は正常サイズ
- 治療: 抗生物質、結石除去
10. よくある質問(FAQ)
A: 前立腺肥大そのものは良性の病気で、直ちに命を脅かすものではありません。しかし、放置すると合併症(前立腺炎、膿瘍、尿閉など)が起こり、重症化する可能性があります。また、生活の質(QOL)を大きく低下させます。早期の診断と適切な治療が重要です。
A: はい、可能です。ただし、高齢犬は麻酔リスクが高まるため、術前検査(血液検査、心電図、レントゲン等)で全身状態を詳しく調べ、リスクとベネフィットを慎重に判断します。健康状態が良好であれば、10歳以上でも手術を行うことがあります。麻酔リスクが高すぎる場合は、薬物療法を選択します。
A: 個体差がありますが、一般的には:
- 1週間: 症状の改善が見られ始める
- 2〜4週間: 排尿・排便が楽になる
- 3〜6ヶ月: 前立腺が最小サイズに縮小
高齢犬や重症例では、効果が出るまでに時間がかかることもあります。
A: 薬物療法は症状を抑える対症療法であり、根本治療ではありません。薬をやめると前立腺が再び肥大する可能性が高いです。長期管理が必要な場合、去勢手術の方がコスト面でも有利なことが多いです。ただし、繁殖犬や麻酔リスクが高い犬には薬物療法が適しています。
A: 去勢による性格変化は男性ホルモンに関連した行動が減る程度です。
- 攻撃性の低下(オス同士のケンカが減る)
- マーキング行動の減少
- マウンティングの減少
- メスへの執着が減る
基本的な性格(人懐っこさ、遊び好きなど)は変わりません。「おとなしくなった」と感じるのは、ホルモンによる興奮が減ったためです。
A: 前立腺肥大そのものは、男性ホルモンと加齢の影響で起こるため、直接的に遺伝する病気ではありません。ただし、早期に発症しやすい体質などは遺伝的要素がある可能性があります。特定の犬種(大型犬など)で多い傾向もありますが、未去勢のオス犬なら犬種に関わらず誰でもなり得ます。
A: 多くのペット保険では、病気の治療としての去勢手術は補償対象になることがあります。ただし、予防目的の去勢は対象外です。また、保険会社やプランによって異なるため、契約内容を確認してください。薬物療法(ウロエース錠など)は通常補償されます。
11. まとめ
犬の前立腺肥大は、未去勢のシニア犬に非常に多く見られる病気で、放置すると愛犬の生活の質を大きく低下させます。しかし、適切な診断と治療により、症状は劇的に改善します。
🎯 この記事の重要ポイント
- 前立腺肥大は良性だが放置は禁物: 排尿困難、排便困難、合併症のリスク
- 主な症状: 排尿困難、頻尿、血尿、便が細い、排便困難
- 診断: 直腸検査、レントゲン、エコー検査
- 最も効果的な治療は去勢手術: 前立腺が縮小し、再発なし
- 薬物療法もあり: 去勢できない場合の選択肢。ただし対症療法
- 予防には早期去勢: 若いうちの去勢で発症リスクを95%以上低減
- 高齢犬でも治療可能: 麻酔リスクを評価した上で去勢または薬物療法
- 定期健診が重要: 無症状でも前立腺サイズをチェック
⚠️ 飼い主さんへのメッセージ:
「まだ元気だから大丈夫」と思わず、シニア期に入ったら定期的に前立腺の状態をチェックしてもらいましょう。早期発見・早期治療が、愛犬の快適な老後につながります。
また、若い犬を飼っている方は、繁殖の予定がなければ若いうちの去勢手術を検討してください。将来的な前立腺肥大だけでなく、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫など、多くの病気を予防できます。
📢 医療情報の注意: この記事は一般的な情報提供を目的としています。愛犬に気になる症状がある場合は、自己判断せず必ず動物病院を受診してください。治療方針は、愛犬の年齢、全身状態、飼い主の希望などを総合的に考慮して決定されます。獣医師とよく相談し、最適な治療を選びましょう。
参考文献
- 未去勢の子は要注意!犬の前立腺肥大症について – けいこく動物病院
- 犬の「おしっこが出にくい?」前立腺肥大に注意 – 国分寺ハート動物病院
- 愛犬の前立腺肥大が心配!|症状と治療法を獣医師が詳しく解説 – リアン動物病院
- 前立腺肥大症について – 博多犬猫医療センター
- 犬の前立腺肥大の症状と原因、治療について|獣医師が解説 – おりば動物病院
- 去勢手術が予防に有効|犬の前立腺肥大について – 光が丘動物病院
- 犬の前立腺肥大について|去勢手術が予防と治療のカギ – にゅうた動物病院
- 犬の前立腺肥大について ― 症状・診断・治療法 – ガレン動物病院
- 前立腺肥大 – 乙訓どうぶつ病院
- 高齢犬に多い前立腺肥大について┃去勢手術が予防のカギ – 猪名川動物病院
- 犬の前立腺肥大について|排尿困難や血尿に要注意 – やわた南動物病院
- アスカ製薬 – ウロエース錠 添付文書
- 日本獣医師会雑誌 – 犬の前立腺疾患に関する論文
