「犬を飼いたい」——そう思ったとき、頭の中に浮かぶのは、ふわふわの
毛並みや、しっぽをぶんぶん振りながら駆け寄ってくる笑顔ではないでしょうか。でも少し立ち止まると、「本当に自分にでき
るだろうか」「生活はどのくらい変わるんだろう」という不安も出てきますよね。
この記事では、犬を飼うことのメリットとデメリットを、正直
に・現実的にお伝えします。実際のデータや先輩飼い主さんの声も交えながら、「飼う前に読んでよかった」と思える
内容を届けます。愛犬を迎えるかどうか、一緒に考えてみましょう。

犬を飼うメリット7選|飼い主さんが実感していること
ペット&ファミリー損害保険が犬の飼い主さんに行ったアンケートによ
ると、74%が「癒される」と回答。では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
🐾 メリット① 科学的に証明されたストレス軽減効果
愛犬と触れ合うと、脳内で「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。「幸せホルモン」とも呼ばれ、不安やストレスを和らげる効果があります。犬を飼い始めてから「ストレスがたまりにくくなった」と感じた人は
🐾 メリット② 毎日の散歩で運動習慣が自然と身につく
「運動しなきゃ」と思いながらも続かなかった方でも、愛犬のためならしぜんと外に出られます。調査では、犬を飼い始めてから70%以上の飼い主さんが「運動量が増えた」と回答。腰痛が改善した、体重が落ちたというケースも報告されており、健康面での恩恵は想像以上に大きいです。
🐾 メリット③ 早起きが習慣になり、生活リズムが整う
犬を飼い始めた20〜30代の約60%が「早寝早起きになった」と回答しています(Fanimal総研調査)。平日は平均30分、休日は41分も起床時間が早まったというデータも。愛犬のごはんや散歩の時間が、生活全体を整えるリズムをつくってくれます。
🐾 メリット④ 孤独感がやわらぎ、心の支えになる
一人暮らしや高齢の方にとって、「孤独感の軽減」は特に大きな効果です。犬を飼い始めてから「孤独を感じなくなった」と答えた30代女性は73%にのぼります。帰宅したときに喜んで出迎えてくれるうちの子がいるだけで、日々の疲れがほぐれていきます。
🐾 メリット⑤ 家族や周囲とのつながりが深まる
犬は家族の会話のきっかけを自然につくってくれます。58%の飼い主さんが「家族間のコミュニケーションが活発になった」と回答。また、散歩中に他の飼い主さんと話すようになり、新しい友人ができたという方も48%います。共通の話題があると、初対面でも会話が弾みやすいのが犬飼い同士の特徴です。
🐾 メリット⑥ 責任感と計画性が育まれる
食事・散歩・病院・予防接種——愛犬の命を預かることで、自然と計画性や責任感が身につきます。特に子どもがいる家庭では、いのちの大切さや思いやりを伝える情操教育にもなります。「自分のことより先に愛犬のことを考えるようになった」という声は、多くの飼い主さんから聞かれます。
🐾 メリット⑦ 生活に「目的」と「喜び」が生まれる
「休日に何をすればいいかわからない」「なんとなく1日が終わる」そんな日々が変わります。愛犬のために動く毎日は、それ自体が充実した生活に。帰宅時の喜び、ふとした仕草、一緒に歩いた道——飼う前には想像しきれなかった価値が、日常のあちこちに生まれていきます。

犬を飼うデメリット5選|現実を正直にお伝えします
メリットだけでなく、現実の課題もきちんと把握しておきましょう。「知っていればよかった」と後悔しないために、正直にお伝えします。
⚠️ デメリット① 費用がかかる(生涯コストは約270万円)
東京都動物愛護相談センターのデータによると、犬の一生にかかる費用の目安は約271万円(医療費含む)。初期費用だけで27〜38万円、月々の生活費も1.5〜3万円ほどかかります。
| 費用項目 | 目安金額 |
|---|---|
| ペット価格(ペットショップ等) | 20〜30万円程度 |
| 初期グッズ(ケージ・食器等) | 4〜5万円程度 |
| ワクチン・自治体登録 | 1〜2万円程度 |
| 月々の生活費(フード・医療費等) | 1.5〜3万円/月 |
| トリミング代(犬種による) | 5,000〜9,000円/月 |
| ペット保険 | 500〜4,000円/月 |
⚠️ デメリット② 長期の旅行・気軽な外出が難しくなる
愛犬を一人で長時間留守番させることは難しく、旅行や急な外泊には計画的な準備が必要です。ペットホテルや信頼できる預け先があるかどうか、あらかじめ考えておく必要があります。「気軽に旅行できなくなった」という声は飼い主さんの間でも非常に多く聞かれます。終電を逃しても、家に帰らなければならないというケースも起こりえます。
⚠️ デメリット③ 毎日の時間と体力が必要
散歩・食事・トイレ掃除・ブラッシング・歯磨き——毎日こなすべきお世話はたくさんあります。特に子犬期は夜泣きや夜中のトイレ対応が必要なこともあり、睡眠への影響も。「かわいいだけでは乗り越えられない場面がある」というのが先輩飼い主さんの本音です。
毎日必要なお世話の例
食事 / 散歩(1日1〜2回)/ トイレの清掃 / ブラッシング / 歯磨き / スキンシップ・遊び
⚠️ デメリット④ しつけには時間と根気が必要
トイレトレーニング、無駄吠え対策、噛み癖の修正——しつけは一度で終わりません。犬の性格や環境によって効果の出方も様々で、うまくいかない時期はストレスにもなります。「すぐに覚えると思っていたけど、意外と時間がかかった」という声も多く聞かれます。根気強さと継続する心の余裕が求められます。
⚠️ デメリット⑤ 別れと向き合う覚悟が必要
犬の平均寿命は約14〜15年。老齢期には介護が必要になることもあり、最期を看取る経験は飼い主にとって大きな悲しみとなります。でも、それもすべて含めて「一緒に生きた証」。別れを恐れず、その時間を精一杯大切にする覚悟こそが、飼い主として必要な心構えです。

犬を飼ったら生活がこう変わる!実際の変化をリアルに紹介
「生活が変わった」と感じた飼い主さんは98%(2024
年調査)。では、具体的にどんな変化が起きるのでしょうか?
✅ 朝が早くなる
愛犬のごはんや散歩のため、自然と早起きに。休日のダラダラ習慣がなくなったという声が続出。
✅ お金の使い方が変わる
自分への衝動買いが減り、愛犬グッズや医療費に意識が向くように。「以前より節約できた」という方も。
✅ 行動の基準が「うちの子中心」になる
外出先・滞在時間・家具の配置まで、すべて愛犬のことを考えて判断するようになります。
✅ 家が汚れやすくなる
抜け毛・泥汚れ・いたずら——特に子犬期は目が離せません。掃除の頻度は増えますが、それも慣れてきます。
✅ 感情が豊かになる
愛犬は飼い主の感情を敏感に察します。落ち込んでいるときにそっと寄り添ってくれるうちの子の姿に、言葉では表せない癒しを感じるようになります。
✅ スマホの写真が愛犬だらけになる
気づいたらカメラロールは愛犬の写真ばかり。これはほぼ全員通る道です(笑)。
先輩飼い主さんの声
「飼う前は不安だらけでしたが、うちの子が来てから毎日が本当に充実しています。大変なこともあるけど、それ以上に幸せをもらっています。もっと早く迎えればよかったと思うくらい。」
飼う前に持つべき3つの「覚悟」
覚悟① 最期まで責任を持つこと
犬の寿命は平均14〜15年。その間に転勤・引越し・結婚・育児などライフイベントが重なることもあります。「どんな状況になっても最後まで面倒を見る」という強い意志が、飼い主に求められる最大の覚悟です。東京都動物愛護相談センターも「飼い始めたら途中でやめることはできない」と明記しています。残念ながら、飼い主の事情で手放される犬は後を絶たないのが現実です。
覚悟② 法律上の義務を果たすこと
犬を飼うには、法律で定められた義務があります。かわいい・飼いたいという気持ちだけでなく、社会のルールを守ることも飼い主の責任です。
| 義務の内容 | 詳細 |
|---|---|
| 狂犬病予防注射 | 生後90日以上の犬に毎年1回義務(法律) |
| 自治体への登録 | 飼い始めから30日以内・約3,000円 |
| 放し飼いの禁止 | 公共の場での放し飼いは法律で禁止 |
| マイクロチップ装着 | 2022年6月以降、販売業者は義務化(飼い主は努力義務) |
覚悟③ 経済的・時間的な余裕を確保すること
「かわいい!」という感情だけでなく、毎月の出費と時間を継続してまかなえるかを事前に確認しましょう。予期せぬ病気や怪我で数十万円の医療費が必要になることも珍しくありません。ペット保険の検討も、愛犬を迎える前の大事なステップのひとつです。
あなたは犬を飼うのに向いている?チェックしてみよう
| 向いている人の特徴 | 慎重に考えたい人の特徴 |
|---|---|
| 生き物への愛情が深い | 長時間の外出が多い仕事環境 |
| 責任感が強く、最後まで貫ける | 経済的な余裕がない |
| 毎日の時間を確保できる | 動物アレルギーがある |
| 経済的に安定している | 近い将来の引越し・転勤予定がある |
| 家族・同居人の同意がある | 家族・同居人の同意が得られていない |
| 住居がペット可(確認済み) | 衝動的に決めている段階 |
⚠️
ポイント
「慎重に考えたい人」の項目に当てはまるからといって、絶対に飼えないわけではありません。大切なの
は、それらのリスクを理解した上で「それでも飼う」という意識的な選択をすることです。
飼い始める前に確認しておきたい5つのこと
- 住んでいる家・マンションがペット可かどうか(契約書を確認)
- 同居家族・パートナー全員の同意があるか
- 自分や家族に動物アレルギーがないかどうか
- 近隣に信頼できる動物病院があるかどうか
- 生涯(14〜15年)にわたって費用・時間を確保できるか

飼う前に読んでおきたいおすすめ書籍・サポートアイテム
「まずは知識をつけてから」という方におすすめの書籍をご紹介します
。一冊持っておくだけで、不安が大きく減ります。
📚 いちばんよくわかる!犬の飼い方・暮らし方
初めて犬を飼う方向けの定番入門書。犬種選び・日常ケア・しつけ・健康管理まで幅広くカバー。写真とイラストが豊富で、読みやすいと人気の一冊です。「まず一冊」を選ぶなら、この本から始めるのがおすすめです。
こんな人に:これから初めて犬を迎える方、基礎知識をしっかり身につけたい方
参考価格:1,400〜1,800円前後
📚 犬のしつけ完全ガイド(ドッグトレーナー監修)
トイレトレーニングから無駄吠え対策まで、しつけの基本をわかりやすく解説。「ほめて育てる」ポジティブトレーニングの考え方を軸にした一冊。子犬を迎える前に読んでおくと、スタートダッシュが大きく変わります。
こんな人に:子犬を迎える予定がある方、しつけで不安がある方
参考価格:1,300〜1,600円前後
📚 獣医師が教える愛犬のためのごはんと健康管理
食事・予防接種・健康診断・病気の早期発見など、獣医師視点の医療知識が詰まった一冊。長く元気に一緒に暮らすための健康管理の基本を、わかりやすい言葉で学べます。
こんな人に:健康管理に力を入れたい方、シニア犬のケアが気になる方
参考価格:1,500〜2,000円前後
まとめ|メリットとデメリットを理解した上で、愛犬を迎えよう
犬を飼うことは、かけがえのない喜びと同時に、大きな責任を伴う選択です。
ストレスの軽減・運動習慣・生活リズムの改善・家族の絆——愛犬がもたらすポジティブな変化は、多くの飼い主さんが実感しています。一方で、費用・時間・行動の制約といった「現実」も、飼い始める前に知っておくことが大切です。
大変なことも含めて「それでも迎えたい」という気持ちが確かにあるなら、その気持ちを大切に。正しい知識と覚悟を持って、最高のパートナーを迎えてください。
あなたとうちの子の毎日が、笑顔あふれるものになりますように。
参考文献
- 犬を飼うのに向いている人はどんな人?犬と暮らすメリット・デメリット|BreederFamilies
- 犬を飼うメリットを知りたい!飼い主さんが語る犬との生活がステキな理由|ペットニュースストレージ
- 犬を飼うと生活が変わる?2、30代の6割「早起きに」|sippo(朝日新聞)
- 愛犬を飼うメリットは?注意点や飼うのに向いている人の特徴も解説|pfirst
- 愛犬を飼うということ。覚悟と責任や知っておきたい費用も解説|pfirst
- 犬や猫を飼う前に考えてほしいこと|東京都動物愛護相談センター ワンニャンとうきょう
- 犬を飼うとできなくなる8つのこと|ホームトリマー
- 犬を飼って変わったことは?暮らし始めてわかるギャップについて|PURELUXE
- はじめて犬を飼う人が準備すべきことは?心構え・必須アイテムを解説|ペットニュースストレージ
- 初めて愛犬を飼うための準備は?費用や後悔しないポイントも解説|pfirst
免責事項
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専門家への相談推奨
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