ドッグトレーナーになるには?資格・費用・年収を徹底解説

犬と生活

🐕 ドッグトレーナーとは?仕事内容を理解しよう

ドッグトレーナーは、犬のしつけやトレーニングを通じて、犬と飼い主がより良い関係を築けるようサポートする専門職です。「犬が好き」という気持ちを仕事にできる、やりがいのある職業として人気を集めています。

📋 ドッグトレーナーの主な仕事内容

  • 基本的なしつけ:お座り、待て、伏せなどの基本コマンドの訓練
  • 問題行動の改善:吠え癖、噛み癖、飛びつきなどの問題行動の矯正
  • 飼い主への指導:しつけ方法や犬との接し方を飼い主にレクチャー
  • 子犬の社会化トレーニング:パピートレーニング、社会化プログラムの実施
  • アジリティ訓練:競技犬や家庭犬のアジリティトレーニング
  • 訪問トレーニング:飼い主宅を訪問してのマンツーマントレーニング
  • グループレッスン:しつけ教室やパピークラスの開催
  • セミナー・講演:犬のしつけに関するセミナーや講演活動

💡 ドッグトレーナーの働き方

ドッグトレーナーは、犬の訓練所やしつけ教室、ペットショップ、動物病院などで働くほか、フリーランスとして独立開業することも可能です。近年では、オンラインレッスンを提供するドッグトレーナーも増えています。

📜 ドッグトレーナーに資格は必要?

結論から言うと、ドッグトレーナーになるために法律で定められた国家資格は必要ありません。極端に言えば、今日から「私はドッグトレーナーです」と名乗ることも可能です。

しかし、実際には以下の理由から、民間資格の取得が業界のスタンダードとなっています。

⚠️ 資格がないと困ること

  • 就職時に不利:ペット関連企業の多くが資格保持者を優遇
  • 信頼性の欠如:飼い主からの信頼を得にくい
  • 知識・技術不足:体系的な学習機会がないため、スキルが偏る
  • 独立開業時の制約:動物取扱業の登録に必要な「実務経験」の証明が困難

🏆 主要なドッグトレーナー資格の種類

日本国内で取得できる主なドッグトレーナー資格を紹介します。

資格名 認定団体 難易度 費用目安 取得期間
ドッグトレーナーライセンス(C級) 日本ドッグトレーナー協会(JDTA) 初級 約16~20万円 3~6ヶ月
ドッグトレーナーライセンス(B級) 日本ドッグトレーナー協会(JDTA) 中級 約25~35万円 6~12ヶ月
ドッグトレーナーライセンス(A級) 日本ドッグトレーナー協会(JDTA) 上級 約40~60万円 12~24ヶ月
JKC公認訓練士補 ジャパンケネルクラブ(JKC) 中級 約30~50万円 12~24ヶ月
CPDT-KA CCPDT(国際資格) 上級 約50~80万円 実務経験300時間+試験
ドッグトレーニングアドバイザー 日本生活環境支援協会(JLESA) 初級 約6~8万円 1~3ヶ月
犬のしつけインストラクター 日本インストラクター技術協会(JIA) 初級 約6~8万円 1~3ヶ月

🔍 資格選びのポイント

✅ 初心者におすすめの資格取得ルート

  1. まずは入門資格で基礎を学ぶ:SARAスクールやキャリカレなどの通信講座で「ドッグトレーニングアドバイザー」や「犬のしつけインストラクター」を取得(費用6~8万円、期間1~3ヶ月)
  2. 実践的な資格にステップアップ:JDTA C級ライセンスを目指す(オンライン+スクーリング、費用16~20万円、期間3~6ヶ月)
  3. 現場経験を積む:ペットショップやしつけ教室でアルバイト・正社員として実務経験を積む
  4. 上級資格へ挑戦:B級、A級、CPDT-KAなどの上級資格を取得してプロフェッショナルを目指す

💰 ドッグトレーナーの資格取得費用と学習方法

ドッグトレーナーの資格を取得するには、主に以下の4つの方法があります。

📚 学習方法別の比較

学習方法 費用 期間 メリット デメリット
専門学校(全日制) 200~300万円 2年 実習豊富、就職サポート充実、複数資格取得可能 高額、通学必須、社会人には困難
通信講座 6~20万円 1~6ヶ月 自分のペースで学習、費用が安い、働きながら可能 実習が少ない、モチベーション維持が難しい
オンライン講座 10~25万円 3~12ヶ月 場所を選ばない、動画で繰り返し学習、費用抑えめ 実技経験が限定的、質問しづらい
スクーリング+通信 15~30万円 3~12ヶ月 理論と実技のバランスが良い、柔軟な学習 スクーリング日程の調整が必要

🎓 おすすめ通信講座比較

💻 人気通信講座ランキング

1位:SARAスクール

  • 受講料:基本コース 59,800円/プラチナコース 79,800円(税込)
  • 期間:最短2ヶ月(1日30分学習)
  • 取得資格:ドッグトレーニングアドバイザー・犬のしつけインストラクターの2資格
  • 特徴:プラチナコースは試験免除で卒業と同時に資格取得、コスパ最強

2位:日本ドッグトレーナー協会(JDTA)

  • 受講料:C級ライセンス 198,000円(税込)
  • 期間:3~6ヶ月
  • 取得資格:JDTA C級ライセンス
  • 特徴:業界で最も認知度が高い資格、オンライン講座+スクーリング(実技)

3位:ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)

  • 受講料:ドッグトレーナー講座 125,400円(税込)
  • 期間:約4ヶ月
  • 取得資格:ドッグトレーナー2級(JCSA認定)
  • 特徴:映像講義が充実、質問サポートが手厚い

4位:日本ケンネルカレッジ

  • 受講料:ドッグトレーナー養成専門講座 130,900円(税込)
  • 期間:約5ヶ月
  • 取得資格:JCSA認定ドッグトレーナーライセンス
  • 特徴:つくば国際ペット専門学校の通信講座、実践的なカリキュラム

💵 ドッグトレーナーの年収・給料の実態

ドッグトレーナーの収入は、働き方によって大きく異なります。

📊 雇用形態別の年収目安

働き方 初任給(月給) 平均年収 年収レンジ
新卒・未経験(正社員) 17~22万円 240~300万円 200~350万円
経験者(正社員) 20~30万円 300~400万円 250~500万円
ベテラン(正社員) 25~35万円 350~450万円 300~600万円
フリーランス(個人) 300~600万円 150~900万円
独立開業(事業拡大後) 500~1,000万円+ 300~1,500万円+

💡 年収を左右する要素

  • 資格とスキル:上級資格(A級、CPDT-KA)保持者は高収入傾向
  • 経験年数:実務経験3年以上で年収アップの可能性大
  • 勤務地域:都市部(東京・大阪・名古屋)は地方より10~20%高収入
  • 勤務先の規模:大手企業や有名施設は待遇が良い
  • 専門分野:問題行動矯正、競技犬訓練などの専門性で差別化

💼 収入アップの具体的な方法

  • 上級資格の取得:B級・A級・CPDT-KAなどの上級資格を取得
  • 専門分野の確立:アジリティ、問題行動矯正、パピートレーニングなどの専門性を高める
  • 実績の蓄積:成功事例をSNSやブログで発信し、認知度を上げる
  • 複数の収入源:訪問トレーニング+オンライン講座+セミナー講師など
  • 独立開業:自宅教室やトレーニング施設を開業して収入の上限を上げる
  • オンライン展開:動画レッスン、会員制コンテンツで全国から顧客獲得

🚀 ドッグトレーナーへのキャリアパス

ドッグトレーナーになるまでの一般的なルートを紹介します。

🛤️ 4つの代表的なキャリアルート

ルート1:専門学校卒業 → 就職

  1. ペット専門学校入学(2年制):学費200~300万円、実習中心のカリキュラム
  2. 在学中に複数資格取得:JDTA C級・B級、JKC訓練士補など
  3. インターンシップ:提携施設で実務経験を積む
  4. 卒業後に就職:しつけ教室、ペットショップ、訓練所などに就職
  5. 実務経験3~5年:現場で経験を積み、独立を視野に入れる

メリット:実習が豊富、就職サポートが手厚い、同期とのネットワーク構築

デメリット:高額な学費、2年間通学が必要

ルート2:通信講座 → アルバイト → 正社員

  1. 通信講座で基礎資格取得:SARAスクールなどで2~6ヶ月学習(6~20万円)
  2. ペット関連施設でアルバイト:ペットショップやしつけ教室で実務経験を積む
  3. JDTA C級を目指す:実務経験を活かしながらC級ライセンス取得
  4. 正社員として就職:経験と資格を武器に正社員採用を目指す
  5. B級・A級にステップアップ:さらに上級資格を取得して専門性を高める

メリット:費用を抑えられる、働きながら学べる、段階的にステップアップ

デメリット:初期収入が低い、実技経験が少ない

ルート3:異業種から転職

  1. 働きながら通信講座で学習:夜間・週末を活用して資格取得(3~6ヶ月)
  2. 休日にボランティアやインターン:現場経験を積む
  3. 退職前に就職活動:資格+経験をアピールして転職
  4. ペット業界へ転職:ドッグトレーナーとして新しいキャリアスタート
  5. 経験を積んで独立:3~5年後に独立開業を目指す

メリット:収入を維持しながら準備できる、社会人経験が活きる

デメリット:転職後の初任給が下がる可能性、学習時間の確保が大変

ルート4:いきなり独立開業

  1. 上級資格を取得:JDTA B級以上またはCPDT-KAを取得
  2. 実務経験を積む:訓練所で修行、または副業として経験を積む(最低1~2年)
  3. 動物取扱業の登録:動物取扱責任者の要件を満たし、自治体に登録申請
  4. 開業準備:事業計画、ホームページ作成、SNS運用開始
  5. 独立開業:自宅教室、訪問トレーニング、オンラインレッスンなど

メリット:収入の上限なし、自分のペースで働ける、好きな方針で運営

デメリット:収入が不安定、集客・経営スキルが必要、初期投資

📝 独立開業に必要な手続きと準備

ドッグトレーナーとして独立開業する場合、以下の準備が必要です。

🏢 動物取扱業の登録

⚠️ 必須手続き:動物取扱業の登録

ドッグトレーナーとして事業を行う場合、「動物取扱業(訓練)」の登録が必要です。各都道府県の動物愛護センターに申請します。

動物取扱責任者の要件(以下のいずれかを満たす)

  • 実務経験:登録を受けようとする動物取扱業の種別と同種の業務で6ヶ月以上の実務経験
  • 教育機関卒業:獣医師免許、愛玩動物看護師免許、または所定の学校・講習会を修了
  • 資格保有:公益社団法人日本愛玩動物協会の「愛玩動物飼養管理士」など指定資格

💰 独立開業の初期費用

項目 費用目安 備考
動物取扱業登録申請費用 15,000~30,000円 自治体により異なる
ホームページ制作 5~30万円 自作なら無料~5万円
名刺・チラシ制作 3~10万円 印刷費含む
トレーニング用品 5~15万円 リード、クリッカー、おやつポーチなど
広告宣伝費(初期) 10~30万円 SNS広告、地域情報誌など
施設・設備費(教室開設の場合) 50~300万円 賃貸物件、内装工事、設備など
運転資金(3~6ヶ月分) 50~150万円 軌道に乗るまでの生活費

自宅訪問型のフリーランスなら、初期費用50~100万円程度で開業可能です。教室を構える場合は、200~500万円程度の初期投資が必要になります。

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. ドッグトレーナーに向いている人の特徴は?
犬が好きなことは大前提ですが、それ以上に「観察力」「忍耐力」「コミュニケーション能力」が重要です。犬の微妙な変化を読み取り、根気強くトレーニングを続けられる人、そして飼い主に分かりやすく説明できる人が向いています。また、体力も必要で、大型犬を扱う場合は特に重要です。
Q2. 50代・60代からでもドッグトレーナーになれますか?
はい、年齢制限はありません。実際に、定年退職後の第二のキャリアとしてドッグトレーナーを目指す方も増えています。豊富な人生経験は飼い主とのコミュニケーションに活かせますし、落ち着いた対応は犬にも伝わります。ただし、体力面を考慮し、小型犬専門や訪問トレーニングなど、自分に合った働き方を選ぶことをおすすめします。
Q3. 通信講座だけで実際にドッグトレーナーとして働けますか?
通信講座だけでも基礎知識は身につきますが、実務経験がないと就職や独立は難しいのが現実です。通信講座で資格を取得した後は、ペットショップやしつけ教室でアルバイトをして実務経験を積むことを強くおすすめします。また、JDTA C級のようにスクーリング(実技研修)がある資格を選ぶと、より実践的なスキルが身につきます。
Q4. ドッグトレーナーの需要は今後も続きますか?
ペットの家族化が進む現代社会において、ドッグトレーナーの需要は今後も堅調に推移すると予想されます。特に、問題行動の矯正や子犬の社会化トレーニング、シニア犬のケアなど、専門性の高い分野でのニーズが高まっています。また、オンラインレッスンの普及により、地方在住者でも全国を相手にビジネス展開が可能になり、働き方の選択肢も広がっています。
Q5. 副業でドッグトレーナーはできますか?
はい、副業としてドッグトレーナーを始めることは可能です。平日夜や週末に訪問トレーニングを行ったり、オンラインでしつけ相談を受けたりする方法があります。ただし、動物取扱業の登録が必要になる場合があるため、事業規模や内容によっては自治体への確認が必要です。副業からスタートして、実績を積んでから本業に転換するというルートもおすすめです。

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まずは通信講座で基礎を学び、実務経験を積みながら、自分らしいキャリアを築いていきましょう。

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