【2026年版】人気犬種ランキングTOP30|最新トレンドと特徴
2026年の犬種ランキングが発表されました。アニコム損保が公表したデータによると、MIX犬(体重10kg未満)が2年連続で1位を守りました。一方で中位の顔ぶれには小さな入れ替わりが起きています。この記事では、公表データをもとにTOP30の順位と最新トレンド、上位10犬種の特徴や飼いやすさの目安までを整理します。これから犬と暮らすことを考えている方の、比較の入り口として使ってみてください。
※ 本記事には広告が含まれます。記事の内容は執筆時点の情報をもとにしています。最終更新日: 2026年9月18日
結論
結論から言うと、2026年の人気犬種ランキングは「上位3犬種が前年から動かず、4位以下でゆるやかな入れ替わりが起きた年」です。1位はMIX犬(体重10kg未満)で30,061頭。2年連続の1位です。
2位のトイ・プードル、3位のチワワまでを合わせると、上位3犬種だけで全体の49.6%を占めます。今年もっとも大きな変化は、カニーンヘン・ダックスフンドが12位から10位に上がり、初めてTOP10に入ったことです。
ただし、このランキングはアニコム損保のペット保険に新規契約した0歳の犬151,125頭を集計したものです。日本全体の飼育頭数をそのまま表したものではない点に注意して読んでください。
この記事でわかること
- 2026年の人気犬種ランキングTOP30の順位と頭数、前年からの変動
- 今年のランキングから読み取れる最新トレンド5つ
- 上位10犬種の体重・運動量・お手入れの目安と飼いやすさ
- 住環境や費用から考える、初心者向けの犬種の選び方5ポイント
- 犬種を決めたあとに進めたい、迎える前の3ステップ(家族・費用・迎え先)
2026年 人気犬種ランキングTOP30【最新版】
データの出どころと読み方
本記事のランキングは、アニコム損害保険株式会社(アニコム損保)が公表した『人気犬種ランキング2026』にもとづいています。調査の概要は次のとおりです。
- 調査期間: 2025年1月1日〜2025年12月31日
- 母数: 151,125頭
- 調査対象: 同社のペット保険に新規契約した0歳の犬
人気犬種ランキングTOP30一覧表
| 順位 | 犬種 | 頭数 | 割合 | 前年順位(変動) | 体格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | MIX犬(体重10kg未満) | 30,061頭 | 19.9% | 1位(→) | 小型犬 |
| 2位 | トイ・プードル | 26,325頭 | 17.4% | 2位(→) | 小型犬 |
| 3位 | チワワ | 18,592頭 | 12.3% | 3位(→) | 小型犬 |
| 4位 | ミニチュア・ダックスフンド | 9,128頭 | 6.0% | 5位(↑1) | 小型犬 |
| 5位 | ポメラニアン | 8,462頭 | 5.6% | 6位(↑1) | 小型犬 |
| 6位 | 柴(豆柴含む) | 8,258頭 | 5.5% | 4位(↓2) | 中型犬 |
| 7位 | ミニチュア・シュナウザー | 6,388頭 | 4.2% | 7位(→) | 小型犬 |
| 8位 | フレンチ・ブルドッグ | 3,724頭 | 2.5% | 8位(→) | 中型犬 |
| 9位 | マルチーズ | 3,550頭 | 2.3% | 9位(→) | 小型犬 |
| 10位 | カニーンヘン・ダックスフンド | 3,014頭 | 2.0% | 12位(↑2) | 小型犬 |
| 11位 | ヨークシャー・テリア | 2,967頭 | 2.0% | 10位(↓1) | 小型犬 |
| 12位 | ビション・フリーゼ | 2,937頭 | 1.9% | 14位(↑2) | 小型犬 |
| 13位 | シー・ズー | 2,782頭 | 1.8% | 11位(↓2) | 小型犬 |
| 14位 | ゴールデン・レトリーバー | 2,420頭 | 1.6% | 13位(↓1) | 大型犬 |
| 15位 | パグ | 1,806頭 | 1.2% | 15位(→) | 小型犬 |
| 16位 | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | 1,720頭 | 1.1% | 16位(→) | 中型犬 |
| 17位 | ボーダー・コリー | 1,385頭 | 0.9% | 18位(↑1) | 中型犬 |
| 18位 | パピヨン | 1,319頭 | 0.9% | 17位(↓1) | 小型犬 |
| 19位 | ペキニーズ | 1,309頭 | 0.9% | 20位(↑1) | 小型犬 |
| 20位 | イタリアン・グレーハウンド | 1,267頭 | 0.8% | 22位(↑2) | 小型犬 |
| 21位 | キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル | 1,192頭 | 0.8% | 21位(→) | 小型犬 |
| 22位 | ミニチュア・ピンシャー | 1,116頭 | 0.7% | 24位(↑2) | 小型犬 |
| 23位 | ジャック・ラッセル・テリア | 1,093頭 | 0.7% | 19位(↓4) | 小型犬 |
| 24位 | ラブラドール・レトリーバー | 977頭 | 0.6% | 23位(↓1) | 大型犬 |
| 25位 | シェットランド・シープドッグ | 922頭 | 0.6% | 25位(→) | 小型犬 |
| 26位 | シベリアンハスキー | 805頭 | 0.5% | 26位(→) | 大型犬 |
| 27位 | ボストン・テリア | 744頭 | 0.5% | 28位(↑1) | 小型犬 |
| 28位 | アメリカン・コッカー・スパニエル | 740頭 | 0.5% | 30位(↑2) | 中型犬 |
| 29位 | ビーグル | 725頭 | 0.5% | 29位(→) | 中型犬 |
| 30位 | スタンダード・プードル | 676頭 | 0.4% | 27位(↓3) | 大型犬 |
※ 出典: アニコム損保『人気犬種ランキング2026』(調査期間 2025年1月1日〜12月31日/母数 151,125頭)。前年順位は同社『人気犬種ランキング2025』の順位です。体格区分はアニコム損保による分類で、成犬時の体重・体高をもとにしています。
気になる犬種が見つかったら、お金の見通しもあわせて確認しておくと比較しやすくなります。犬種ごとの数字は犬種別の生涯費用シミュレーションで試算できます。
なお、このランキングの母数は「ペット保険に新規契約した0歳の犬」です。保険料は犬種や年齢によって変わります。
2026年 人気犬種ランキングの最新トレンド5つ
前年のランキングと突き合わせると、今年の傾向が見えてきます。ここでは公表データから読み取れることだけを5つに絞って整理します。
トレンド①: MIX犬(10kg未満)が2年連続1位
MIX犬(体重10kg未満)は30,061頭、シェア19.9%で1位でした。アニコム損保も「2年連続1位」と明記しています。前年は25,795頭・シェア19.2%だったので、頭数もシェアも伸びています。
MIX犬は親犬種の組み合わせによって見た目も性格も幅があります。「この犬種だからこう」と決めつけにくいぶん、一頭ごとの個性を見て向き合う姿勢が求められます。
トレンド②: 上位3犬種だけで全体の約半数
1位MIX犬(19.9%)、2位トイ・プードル(17.4%)、3位チワワ(12.3%)。この3犬種を合計すると49.6%になります。30犬種のうちわずか3犬種で、全体のおよそ半分を占める計算です。
上位3犬種は前年から順位が動いていません。人気の上位層は、かなり固定化していると言えそうです。
トレンド③: ダックスフンド系が2系統でTOP10入り
今年のランキングでもっとも目を引く変化がここです。4位のミニチュア・ダックスフンドに加えて、カニーンヘン・ダックスフンドが12位から10位へ上がり、初めてTOP10に入りました。
カニーンヘンはミニチュアよりさらに小さいサイズ区分です。TOP30の中で2ランク以上順位を上げた犬種はいくつかありますが、TOP10に新しく入ったのはカニーンヘンだけでした。今年の「順位上昇」ストーリーとしては、これがもっとも明確なものです。
ミニチュアとカニーンヘンの違い
どちらも犬種としては同じダックスフンドで、違いは体の大きさの区分だけです。ジャパンケネルクラブ(JKC)の基準では、カニーンヘンは生後15ヶ月時点で胸囲30cm以下、体重3.2〜3.5kgが理想とされています。ミニチュアは胸囲35cm、体重5.0kg以下が基準です。
トレンド④: TOP10の日本犬は柴のみ、順位は4位→6位へ
TOP10に入った日本犬は、6位の柴(豆柴含む)だけです。頭数は8,258頭で、前年の7,737頭からわずかに増えました。
ただし順位は前年の4位から6位に下がっています。シェアで見ても5.8%から5.5%へと低下しました。頭数が増えているのに順位が下がったのは、母数全体(134,092頭→151,125頭)が伸びるなかで、他犬種の伸びのほうが大きかったためと考えられます。
「頭数が増えた」と「人気が上がった」は必ずしも一致しません。ランキングを読むときに覚えておきたいポイントです。
トレンド⑤: 小型犬人気の継続
TOP30全体では小型犬が約70%を占めます。TOP10に絞ると、10犬種のうち8犬種が小型犬で、犬種数ベースでは80%です。頭数ベースで計算すると、TOP10の合計117,502頭のうち小型犬が105,520頭で、約89.8%を占めます。
集計の方法によって数字の見え方が変わる点は、あわせて知っておくと安心です。いずれの計算でも、小型犬に人気が集中している傾向は変わりません。
TOP10犬種の特徴と飼いやすさ|犬種ごとの比較
ここからは、TOP10に入った犬種の特徴を順番に見ていきます。体重や運動量の数値は一般的な目安です。同じ犬種でも個体差がありますので、幅のある情報として受け取ってください。
1位: MIX犬(体重10kg未満)
体重3〜10kgと個体差が大きく、性格も親犬種によってさまざまです。運動量は1日20〜40分ほどが目安になります。お手入れの手間は毛質しだいで大きく変わります。
純血種と比べて遺伝的な病気のリスクが低く、健康寿命が長い傾向があると言われています。一方で、子犬のうちは成犬時のサイズや性格を予測しにくい場合があります。保護犬として迎えるケースも多い犬たちです。
純血種とどこが違うのかは、純血種とミックス犬の違いで整理しています。
2位: トイ・プードル
体重は3〜4kgほど。賢く人懐っこい性格で、学習能力の高さがよく挙げられます。運動量は1日30〜60分が目安です。
抜け毛が少ないため、室内の掃除がしやすい犬種です。ただし月1回程度のトリミングが前提になります。トリミング代は年間で約6〜10万円が目安と言われています。初めて犬と暮らす方にも選ばれやすい犬種です。
3位: チワワ
体重1.5〜3kgと、世界でもっとも小さい犬種のひとつです。飼い主への忠誠心が強く、警戒心もしっかりあります。運動量は1日15〜30分程度で足ります。
短毛タイプならお手入れの手間は少なめです。体が小さいぶん骨折には注意が必要で、ソファからの飛び降りなどに気を配る飼い主さんが多いようです。寒さが苦手なので、冬は保温を意識してあげてください。
4位: ミニチュア・ダックスフンド(前年5位)
体重3.5〜5kg。好奇心旺盛でフレンドリー、もともと狩猟犬だった気質が残っています。運動量は1日30〜45分が目安です。
胴長短足の体型が愛らしい犬種ですが、その体型ゆえに階段や段差での負担に配慮する飼い主さんが多いようです。陽気で社交的な反面、吠え癖がつきやすい面もあります。子犬のうちから落ち着いて対応する練習をしておくと安心です。
5位: ポメラニアン(前年6位)
体重1.8〜3kg。活発で明るく、甘えん坊な一面もあります。運動量は1日20〜30分程度が目安です。
ふわふわの被毛が最大の特徴で、毎日のブラッシングが推奨されます。トリミング代は年間で約4〜7万円が目安と言われています。家族と過ごす時間を好むタイプなので、留守番が長い暮らしとは相性を確かめたいところです。
6位: 柴(豆柴含む)(前年4位)
体重7〜11kgの中型犬です。忠実で独立心が強く、日本犬の代表格として知られています。運動量は1日40〜60分と、TOP10のなかでは多めです。
換毛期には抜け毛が増えるため、ブラッシングの時間を確保しておきたい犬種です。しつけには一貫性が求められ、警戒心が強いぶん子犬期の社会化トレーニングをすすめられることが多くあります。清潔好きな性質で、室内で暮らす柴も増えています。
7位: ミニチュア・シュナウザー
体重4.5〜7kg。賢く活発で、警戒心もしっかりしています。運動量は1日30〜50分が目安です。
抜け毛が少なく体臭も控えめですが、月1回程度のトリミングが必要です。家族に忠実な一方で吠え癖がつきやすく、しつけの一貫性が求められます。運動が足りないとストレスから困った行動が出やすいと言われています。
8位: フレンチ・ブルドッグ
体重8〜14kgの中型犬です。穏やかで愛情深く、遊び好きな性格が特徴です。運動量は1日15〜30分と控えめで済みます。
ずんぐりした体型とコウモリのような立ち耳が印象的です。あまり吠えないため集合住宅でも選ばれやすい犬種です。ただしマズルが短い短頭種のため、呼吸器まわりの負担がかかりやすいと言われています。夏場の室温管理は特に慎重に行ってください。
9位: マルチーズ
体重2〜3kg。陽気で甘えん坊、人懐っこい性格です。運動量は1日15〜25分程度で足ります。
絹のような白い被毛が美しい犬種で、毎日のブラッシングと月1回のトリミングが基本になります。トリミング代は年間で約5〜8万円が目安と言われています。抜け毛が少なく、室内で暮らしやすい犬種のひとつです。
10位: カニーンヘン・ダックスフンド(前年12位・初のTOP10入り)
今年初めてTOP10に入った犬種です。ミニチュア・ダックスフンドと同じダックスフンドで、違いは体の大きさの区分だけです(基準はトレンド③を参照)。
ミニチュアと比べると体つきが華奢で、マズルが短めで目が大きく、子犬のような雰囲気を残しやすいと言われています。性格は明るく快活で、小柄ながら気の強さもあり、好奇心が旺盛です。
来客やチャイムに敏感な面はミニチュアと同様で、無駄吠えへの対応は子犬期からの課題になります。胴が長く足が短い体型なので、階段や段差の上り下りには配慮してあげてください。
犬種ごとの「かかりやすい病気」については、信頼できる一次情報が確認できたものだけを記載しています。気になる症状や健康管理については、かかりつけの獣医師に相談してください。
犬種選びで失敗しないための5つのポイント|初心者向けの飼いやすい犬種の見つけ方
①住環境に適しているか
- マンション・アパート: チワワ、トイ・プードル、マルチーズなど、あまり吠えない小型犬が選ばれやすい傾向です
- 一戸建て(庭あり): 柴やゴールデン・レトリーバーなど、中型犬・大型犬も選択肢に入ります
- 賃貸物件: ペット可かどうか、体重制限・頭数制限がないかを契約前に確認しておきましょう
一人暮らしなら留守番の時間も判断材料になります。一人暮らしで犬を飼う方法|留守番対策と飼いやすい犬種で工夫をまとめています。
②運動量を確保できるか
散歩の時間をどれだけ確保できるかは、犬種選びで最初に確かめたい条件のひとつです。目安は次のとおりです。
- 小型犬: 1日15〜30分
- 中型犬: 1日30〜60分
- 大型犬: 1日60分以上
散歩の時間が取りにくい暮らしなら、チワワやフレンチ・ブルドッグのように運動量が控えめな犬種が候補になります。逆に一緒にアクティブに過ごしたいなら、ボーダー・コリーやラブラドール・レトリーバーのような犬種が向いています。
③お手入れの時間・費用を確保できるか
- トリミングが必要な犬種: トイ・プードル、シー・ズー、マルチーズなど。1回あたり5,000〜10,000円が目安です
- 抜け毛が多めの犬種: 柴、ポメラニアン、コーギーなど。毎日のブラッシングが基本になります
- お手入れが比較的簡単な犬種: チワワ(短毛)、フレンチ・ブルドッグ、パグなど。ブラッシングは週2〜3回程度が目安です
サロンに通う場合でも、自宅でのブラッシングと爪のケアは日常の作業になります。
PR|自宅ケア用のブラシ・爪切り
被毛のタイプで向くブラシは変わります。柴やポメラニアンはアンダーコート用、巻き毛にはスリッカーブラシが選ばれます。
どんな人向け:お手入れ道具をそろえ始める方
参考価格:ブラシ1,000〜3,000円/爪切り1,000〜2,500円程度
④初期費用・年間費用を把握しているか
お金の話は、あとから「思っていたより」となりやすい部分です。一般的に言われている目安を整理します。
| 費目 | 目安 |
|---|---|
| 初期費用(生体価格) | 20〜50万円 |
| 初期費用(用品) | 5〜10万円 |
| 初期費用(ワクチン・健診) | 2〜5万円 |
| 初期費用 合計 | 約30〜65万円 |
| 年間: フード代 | 5〜10万円 |
| 年間: トリミング代 | 5〜10万円(該当犬種のみ) |
| 年間: 医療費(健診・ワクチン含む) | 5〜10万円 |
| 年間: ペット保険 | 3〜6万円 |
| 年間: 消耗品 | 3〜5万円 |
| 年間費用 合計(小型犬) | 約20〜40万円 |
これらは一般的な目安であり、地域・動物病院・生活スタイルによって幅があります。犬の飼育費用シミュレーターに犬種と暮らし方を入れると、月々と年間の目安がその場で出せます。
⑤家族構成・ライフステージと相性が良いか
- 小さな子どもがいる家庭: シー・ズー、ゴールデン・レトリーバーなど穏やかな犬種が選ばれやすい傾向です
- シニア世帯: マルチーズ、パグなど、運動量が控えめでお世話しやすい小型犬が候補になります
- 一人暮らし: チワワ、トイ・プードルなど、留守番に対応しやすい犬種が挙げられます
- 多頭飼い・他のペットがいる: シー・ズー、キャバリアなど社交的な犬種が候補になります
家族にアレルギー体質の方がいる場合は、抜け毛やフケの出方も判断材料になります。アレルギーでも飼いやすい犬種ランキング10選で、抜け毛の少ない犬種の傾向を確認しておくと安心です。ただしアレルギーの出方には個人差が大きいため、最終的には医師に相談してください。
サイズ別に見る人気犬種|小型犬・中型犬・大型犬の違いと傾向
小型犬(TOP30の約70%)
TOP10のうち8犬種が小型犬でした。運動量が控えめで、集合住宅でも暮らしやすい点が選ばれる理由と考えられます。一方で、トリミングが必要な犬種が多く、お手入れ費用は意外とかかります。
小型犬に絞った順位や特徴の比較は、【2026年版】小型犬人気ランキングTOP20|飼いやすさと特徴比較で詳しくまとめています。
中型犬(TOP30の約15%)
TOP30に入った中型犬は、柴(6位)、フレンチ・ブルドッグ(8位)、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(16位)、ボーダー・コリー(17位)、アメリカン・コッカー・スパニエル(28位)、ビーグル(29位)です。
散歩の時間はしっかり必要になりますが、そのぶん一緒に外で過ごす時間を楽しみやすいサイズです。中型犬の順位や運動量の比較は、【2026年版】中型犬の人気ランキングTOP15|性格・運動量・飼いやすさを徹底比較で詳しく取り上げています。
大型犬(TOP30の約15%)
TOP30の大型犬は、ゴールデン・レトリーバー(14位)、ラブラドール・レトリーバー(24位)、シベリアンハスキー(26位)、スタンダード・プードル(30位)でした。頭数は小型犬に比べて少ないものの、根強い人気があります。
大型犬は1日60分以上の運動が目安になり、フード代や医療費も体格に比例して上がります。住まいの広さと、毎日の時間の使い方をあわせて考えたいサイズです。
犬種を決めたら|迎える前の3ステップ(費用・準備・迎え先)
候補の犬種が絞れてきたら、次は迎える準備です。やることは多く見えますが、3つのステップにまとまります。
STEP1: 家族で決める
最初にすることは犬選びではなく、家族の話し合いです。誰が散歩と食事を担当するか、留守番は何時間になるか、アレルギー体質の人はいないか。ここを飛ばすと、あとから負担が一人に偏りがちです。次のチェックリストを家族そろって確認してみてください。
- 毎日の散歩・食事・トイレ掃除を15年以上続ける覚悟がある
- 年間20〜50万円の費用を継続的に負担できる
- 病気や介護が必要になったときの時間・費用を確保できる
- 引っ越し・転職・結婚など生活の変化があっても飼育を続けられる
- 家族全員が犬を迎えることに同意している
- ペット可の住まいに住んでいる(または引っ越す予定がある)
- 長期の旅行・出張時の預け先を確保できる
- しつけ・トレーニングに時間を割ける
すべてに「はい」と答えられるなら、準備はかなり整っています。迷う項目があるなら、そこを解決してから迎えても遅くはありません。話し合いの進め方は犬を迎える前に家族全員でする10の会議にまとめています。
STEP2: 費用とモノをそろえる
迎える前にそろえる用品は5〜10万円程度が目安です。最低限そろえたいのは次の7点です。
- ケージ・サークル(成犬時のサイズで選ぶと買い直しが減ります)
- トイレトレー・ペットシーツ
- 食器(フード用・水用)
- ベッド・マット
- 首輪・リード
- ブラシ・爪切り
- 子犬用フード(迎え先で食べていたものを確認)
細かい用品まで含めた一覧は犬を飼うために必要なもの全リスト|初期費用と準備で確認できます。量が不安な方は犬の給餌量計算機で1日の目安量を出しておくと安心です。
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一式そろったセットは買い忘れを減らしたいときに便利です。ケージは成犬時の体格に合うサイズを選んでください。
どんな人向け:まとめて用品をそろえたい方
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迎えた直後は、それまでのフードを続けるのが基本です。切り替えるなら「総合栄養食」表示の子犬用を選び、1週間ほどかけて混ぜていきます。
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STEP3: 迎え先を選ぶ
ブリーダー、ペットショップ、保護団体からの譲渡と、迎え方には3つの道があります。費用も手続きも変わりますが、共通して大切なのは、親犬の様子や飼育環境を自分の目で確認できるかどうかです。
なお、動物を販売・繁殖する事業者は「動物取扱業」として登録が必要で、飼養設備や繁殖に関する基準が環境省によって定められています。見学時の判断材料のひとつになります。
3つの迎え先の違いはブリーダー・ペットショップ・保護犬はどこで迎える?で比べています。見学当日の確認項目は子犬の選び方完全マニュアルにチェックリスト形式でまとめました。
人気犬種を迎える前に知っておきたいこと
シニア期まで見据えて考える
ランキングの順位は毎年入れ替わりますが、迎えたあとの暮らしは15年前後続きます。子犬を迎えるときは目の前の可愛さに気持ちが向きますが、一緒に暮らす時間の後半はシニア期です。年齢を重ねると、食事の内容や運動の量、通院の頻度が少しずつ変わっていきます。
介護が必要になる時期の時間と費用も、迎える前に一度だけ想像しておいてください。そこまで考えて「それでも迎えたい」と思えるなら、準備は十分に整っています。
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年でもっとも人気の犬種は何ですか?
A. アニコム損保『人気犬種ランキング2026』では、MIX犬(体重10kg未満)が30,061頭で1位でした。2年連続の1位です。純血種に限ると、トイ・プードル(26,325頭)とチワワ(18,592頭)が上位に入っています。
Q. このランキングは日本全体の飼育頭数ですか?
A. いいえ。アニコム損保のペット保険に新規契約した0歳の犬151,125頭を集計したものです。保険に加入する飼い主さんの傾向が反映されるため、日本全体の飼育実態とは差が出る可能性があります。全体の飼育実態は、日本ペットフード協会の『全国犬猫飼育実態調査』などが参考になります。
Q. 人気の犬種は、初心者でも飼いやすい犬種ですか?
A. 必ずしも一致しません。このランキングは「保険に新規契約した頭数」であって、飼いやすさを評価したものではないためです。上位の犬種でも、月1回のトリミングが前提だったり、吠えへの対応が課題になったりします。人気順より、住環境・散歩時間・お手入れ・費用との相性で選ぶほうが安心です。
Q. 柴(豆柴含む)の順位はどうなりましたか?
A. 2026年版では6位(8,258頭・5.5%)でした。前年の4位から2つ順位を下げています。頭数自体は前年の7,737頭からわずかに増えていますが、全体の母数が伸びたためシェアは5.8%から5.5%に低下しました。なお、TOP10に入った日本犬は柴のみです。
Q. 初めて犬と暮らす人に向いていると言われる犬種は?
A. 温和で室内飼育に適した犬種としては、トイ・プードル(2位)、マルチーズ(9位)、シー・ズー(13位)などが挙げられることが多いです。ただしいずれもトリミングが必要な犬種なので、お手入れの時間と費用は事前に確認しておきましょう。相性には個体差がありますので、実際に会ってから判断するのが確実です。
Q. マンションで飼いやすい犬種はどれですか?
A. あまり吠えず、運動量が控えめな犬種が候補になります。チワワ(3位)、フレンチ・ブルドッグ(8位)、シー・ズー(13位)などがよく挙げられます。あわせて、管理規約でペットの体重制限や頭数制限がないかを確認しておいてください。
Q. ペット保険はいつ入るのがいいですか?
A. 迎えたあと早めに検討する方が多いようです。保険会社ごとに加入できる月齢が決められており、加入前からかかっている病気は補償の対象外になるのが一般的だからです。入るかどうかは各家庭の考え方によります。補償の割合・支払限度・保険料を複数社で見比べて判断してみてください。
まとめ
2026年の人気犬種ランキングから読み取れるポイントを、最後に整理します。
- MIX犬(10kg未満)が2年連続1位: 30,061頭・シェア19.9%
- 上位3犬種で全体の49.6%: MIX犬・トイ・プードル・チワワの順位は前年から変わらず
- カニーンヘン・ダックスフンドが初のTOP10入り: 12位から10位へ。今年もっとも明確な順位上昇
- 柴(豆柴含む)は4位から6位へ: 頭数は微増だがシェアは低下
- TOP30の約70%が小型犬: TOP10では犬種数ベースで80%、頭数ベースで約89.8%
- ランキングは「保険の新規契約頭数」: 日本全体の飼育頭数とは別のデータ
そして何より大切なのは、犬種選びは「人気」より「ライフスタイルとの相性」を優先することです。住環境、確保できる散歩時間、お手入れの手間、費用、家族構成。この5つを総合して考えると、候補はぐっと絞り込めます。
気になる犬種が見つかったら、あとは迎える前の3ステップを順番に進めるだけです。家族で話し合い、費用と用品をそろえ、迎え先を選ぶ。ひとつずつ進めていけば大丈夫です。
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本記事で紹介した体重・性格・運動量・お手入れ・費用などの情報は、各犬種の一般的な傾向を目安としてまとめたものです。実際の性格や体格には個体差があり、しつけの進み方や健康状態も飼育環境によって変わります。
ペット保険の補償内容・加入条件は保険会社およびプランによって異なります。契約内容は各社の重要事項説明書でご確認ください。
掲載している情報は執筆時点で信頼できると判断したものです。最新の研究や統計により内容が変わる可能性があります。愛犬の健康管理や気になる症状については、かかりつけの獣医師にご相談ください。
参考文献・データ出典
- アニコム損害保険株式会社『人気犬種ランキング2026』(調査期間: 2025年1月1日〜12月31日/母数: 151,125頭)
- アニコム損害保険株式会社『人気犬種ランキング2025』(前年順位の比較に使用。調査期間: 2024年1月1日〜12月31日/母数: 134,092頭)
- 一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)犬種紹介・犬種標準
- 一般社団法人ペットフード協会『全国犬猫飼育実態調査』
- 環境省『動物取扱業における犬猫の飼養管理基準の解釈と運用指針〜守るべき基準のポイント〜』(動物取扱業者向けの基準)
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